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就業規則テンプレ無料DL|厚労省モデル就業規則ベース・2026年法改正対応の書き方

就業規則のWordテンプレートを会員登録不要・即DL。厚労省モデル就業規則ベース、2026年最新法改正対応(育介法・パワハラ防止・同一労働同一賃金等)、絶対的・相対的必要記載事項、意見聴取・届出・周知手続まで中小企業の人事労務向けに実務解説。

公開日: (更新:

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就業規則(モデル)テンプレート

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  • 実務でそのまま使える Word(.docx) 形式
テンプレートをダウンロード(.docx)

ダウンロードしたファイルは一般的なひな形です。個別案件に応じた修正が必要ですので、重要な契約は弁護士にご相談ください。

就業規則テンプレ無料DL|厚労省モデル就業規則ベース・2026年法改正対応の書き方

「社員が10人になったので就業規則を作りたい」「厚労省のモデル就業規則をベースに自社版を作りたい」「2025年の育介法改正に対応した最新版がほしい」——中小企業の経営者・人事労務担当者からよく聞かれるご相談です。

結論からお伝えすると、就業規則 テンプレートでは『絶対的必要記載事項(始業終業・休日・賃金・退職等)』『相対的必要記載事項(退職金・賞与・表彰制裁等)』『最新法改正対応(育介法・パワハラ防止・同一労働同一賃金)』『意見聴取・届出・周知の手続』『不利益変更の限界』の5点を確実に押さえることが重要です。本記事では、会員登録不要で即ダウンロードできる就業規則テンプレート(厚労省モデル就業規則ベース・Word形式)を配布しています。

絶対的・相対的必要記載事項の整理、2026年最新法改正対応、意見聴取・届出手続、周知義務、不利益変更の限界、中小企業特有の論点まで、人事労務担当者の実務目線で網羅的に整理しました。

本記事の方針 就業規則は会社の根本ルールであり、業種・規模・労働実態に応じた個別カスタマイズが不可欠です。本テンプレートは厚労省モデル就業規則をベースとした一般的な書式の一例です。重要案件・複雑な勤務形態・特殊業種では、必ず弁護士・社会保険労務士の作成・レビューを受けてください。


目次

  1. 結論:即使える就業規則テンプレを今すぐDL
  2. 就業規則の作成・届出義務|労基法第89条【独自視点】
  3. 絶対的必要記載事項|3つの必須項目【独自視点】
  4. 相対的必要記載事項|8つの条件付き項目【独自視点】
  5. 2026年最新法改正対応|育介法・パワハラ防止等【独自視点】
  6. 意見聴取・届出・周知の3手続【独自視点】
  7. 不利益変更の限界|労契法第10条【独自視点】
  8. 必須15項目チェックリストと書き方ガイド
  9. 中小企業特有の論点【独自視点】
  10. よくある質問(FAQ)
  11. まとめ:テンプレ+電子化で就業規則を最新化

1. 結論:即使える就業規則テンプレを今すぐDL

まず、本記事配布の就業規則 テンプレートの概要をご確認ください。

配布テンプレートのスペック

項目 内容
書式 Microsoft Word(.docx)
タイプ 就業規則(厚労省モデル就業規則ベース・中小企業向け)
対応法令 労働基準法・労働契約法・育児介護休業法・最新法改正対応
記載項目 必須15項目を網羅
会員登録 不要
メールアドレス入力 不要
DL方法 ボタンクリックで即ダウンロード

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ダウンロード後、自社の労働実態に応じて編集するだけですぐ使えます。

使い方の5ステップ

  1. ダウンロード:上のボタンからWordテンプレートを保存
  2. 編集:自社の労働条件(始業終業・休日・賃金・退職等)を記入
  3. 意見聴取:過半数労働組合 or 過半数代表者から意見聴取(意見書の添付)
  4. 届出:労働基準監督署へ届出(常時10人以上の使用者)
  5. 周知:従業員への周知(掲示・備付け・電磁的方法)

ダウンロード→編集→意見聴取→届出→周知」が就業規則作成の標準フローです。


2. 就業規則の作成・届出義務|労基法第89条【独自視点】

電子契約の仕組みのイメージ

就業規則 ひな形を使う前に、まず作成・届出義務の根拠と適用範囲を整理しましょう。

労働基準法第89条の規定

労働基準法第89条は、就業規則の作成・届出義務を次のように定めています。

第89条:常時10人以上の労働者を使用する使用者は、次に掲げる事項について就業規則を作成し、行政官庁に届け出なければならない。

「常時10人以上」のカウント方法

カウント対象に含むもの

  • 正社員(無期雇用)
  • 契約社員(有期雇用)
  • パートタイマー
  • アルバイト
  • 嘱託社員

カウント対象に含まないもの

  • 派遣労働者(派遣元でカウント)
  • 業務委託契約者・フリーランス
  • 役員(取締役・監査役)

「常時」の判断

  • 一時的に10人未満になる時期があっても、通常は10人以上→対象
  • 季節的な変動がある場合は実態判断

違反時の制裁

違反内容 制裁
就業規則の作成・届出をしない 30万円以下の罰金(労基法第120条第1号)
意見聴取を怠った 同上
周知義務違反 同上

10人未満の事業所でも作成すべき理由

労基法上の義務はないものの、10人未満の事業所でも就業規則の作成を強く推奨します。

推奨理由

  • 労働条件の明確化(後の紛争予防)
  • 採用時の労働条件明示(労基法第15条対応)
  • 解雇・懲戒の根拠(就業規則の規定が必要)
  • 助成金の活用(就業規則の整備が要件のケースあり)
  • 将来の事業拡大に備える

3. 絶対的必要記載事項|3つの必須項目【独自視点】

就業規則 サンプルで必ず記載すべき絶対的必要記載事項を整理します。

絶対的必要記載事項(労基法第89条第1号〜第3号)

項目 内容 関連条文
① 始業・終業時刻、休憩時間、休日、休暇、交代制(該当時) 労働時間管理の根幹 労基法第32条等
② 賃金の決定、計算・支払方法、締切・支払日、昇給 賃金の根幹 労基法第24条等
③ 退職に関する事項(解雇含む) 雇用関係の終了 労基法第20条等

①始業・終業時刻、休憩時間、休日、休暇

記載すべき内容

  • 始業・終業時刻(例:9:00〜18:00)
  • 休憩時間(例:12:00〜13:00)
  • 休日(例:土曜・日曜・国民の祝日・年末年始)
  • 年次有給休暇(労基法第39条)
  • 育児・介護休業
  • 慶弔休暇等
  • 交代制勤務(該当時)

法定労働時間の遵守

  • 1日8時間・週40時間(労基法第32条)
  • 時間外労働は36協定の締結・届出が必要
  • 法定休日(週1回又は4週4日)の確保

②賃金

記載すべき内容

  • 基本給の決定方法
  • 諸手当(役職手当・家族手当・通勤手当等)
  • 計算期間・締切日・支払日
  • 支払方法(銀行振込等)
  • 昇給の時期・条件
  • 賞与の有無・支給時期(あれば)

賃金支払の5原則(労基法第24条)

  1. 通貨で(現金払いの原則)
  2. 直接労働者に
  3. 全額
  4. 毎月1回以上
  5. 一定期日に

③退職

記載すべき内容

  • 自己都合退職(申出期日:一般的に2週間〜1ヶ月前)
  • 定年(高年齢者雇用安定法対応:65歳まで継続雇用)
  • 解雇事由(普通解雇・懲戒解雇)
  • 解雇予告(30日前又は予告手当・労基法第20条)
  • 雇用契約の終了事由

解雇の制限

  • 客観的合理性+社会的相当性(労契法第16条)
  • 整理解雇の4要件
  • 解雇予告除外認定

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4. 相対的必要記載事項|8つの条件付き項目【独自視点】

電子契約の法的有効性のイメージ

定めをする場合に記載が必要な相対的必要記載事項(労基法第89条第3号の2以下)を整理します。

相対的必要記載事項一覧

No. 項目 内容
1 退職手当(退職金) 適用対象、決定方法、計算・支払方法、支払時期
2 臨時の賃金、最低賃金 賞与、決算賞与、業績連動賞与等
3 食費・作業用品等の負担 制服代、社員食堂、寮費等
4 安全衛生 安全衛生管理体制、健康診断、ストレスチェック
5 職業訓練 教育訓練、研修制度
6 災害補償・業務外傷病扶助 法定外の補償(法定はカバー済み)
7 表彰・制裁 表彰制度、懲戒処分の種類・事由
8 その他全労働者に適用される事項 出張規程、副業・兼業規程等

表彰・制裁(懲戒)の重要性

懲戒処分の種類

種類 内容
戒告・けん責 口頭・書面による厳重注意
減給 賃金の一定額減額(労基法第91条:1事案で平均賃金1日分の半額・総額月給の10分の1以内)
出勤停止 一定期間の出勤停止(無給)
降格 役職・等級の降下
諭旨解雇 自主退職勧告
懲戒解雇 即時解雇

懲戒事由の明示

就業規則で懲戒事由を明示することが、適法な懲戒処分の前提条件です(罪刑法定主義の類推適用)。

副業・兼業規程(2018年モデル就業規則改定で許可制→届出制が標準化)

副業・兼業については、届出制を採用するのが厚労省の標準的なスタンスです。

第◯条(副業・兼業)
1. 労働者は、勤務時間外において、他の会社等の業務に従事することができる。
2. 労働者は、前項の業務に従事するにあたっては、事前に会社に所定の届出
   を行うものとする。
3. 会社は、次の各号のいずれかに該当する場合には、これを禁止又は
   制限することができる。
(1) 労務提供上の支障がある場合
(2) 企業秘密が漏洩する場合
(3) 会社の名誉や信用を損なう行為や、信頼関係を破壊する行為がある場合
(4) 競業により、企業の利益を害する場合

5. 2026年最新法改正対応|育介法・パワハラ防止等【独自視点】

ここからは、競合記事ではあまり整理されていない2024〜2026年の最新法改正への対応を独自視点で整理します。

主な法改正一覧

改正 施行日 内容
育児・介護休業法改正 2025年4月・10月 子の看護等休暇拡充・育児期柔軟措置・男性育休取得状況公表
パワハラ防止措置義務 中小企業も2022年4月から義務 パワハラ防止規程・相談窓口の整備
同一労働同一賃金 中小企業も2021年4月から 正社員と非正規の不合理な待遇差禁止
時間外労働の上限規制 中小企業も2020年4月から 月45時間・年360時間原則
年次有給休暇の取得義務化 2019年4月から 10日以上付与者に5日取得義務
高年齢者就業確保措置 2021年4月から 70歳まで就業機会の確保(努力義務)
フリーランス新法 2024年11月から 業務委託先の保護(就業規則とは別)

①育児・介護休業法改正(2025年4月・10月)

2025年4月施行

  • 子の看護等休暇の拡充(対象:小学校3年生まで・取得事由拡大)
  • 育休等の取得状況公表義務の拡大(従業員300人超に拡大)
  • 介護休暇の取得要件緩和(継続勤務6ヶ月未満も対象に)

2025年10月施行

  • 育児期(3歳〜小学校就学前)の柔軟な働き方を実現するための措置義務
    • 始業時刻等変更・テレワーク・短時間勤務・新たな休暇付与等から選択
  • 男性育児休業取得促進(育休取得意向確認の徹底)

②パワハラ防止措置義務(中小企業も2022年4月〜)

措置すべき内容

  1. パワハラ禁止の方針明確化・周知
  2. 相談窓口の設置・周知
  3. 被害者への配慮措置・行為者への対応
  4. プライバシー保護・不利益取扱の禁止

就業規則への明記事項

第◯条(ハラスメントの禁止)
1. 性的言動その他職場における性的な言動により他の労働者の就業環境を
   害してはならない(セクハラ)
2. 妊娠・出産等に関する制度・措置の利用に関する言動、又は職場における
   妊娠・出産等に関する言動により当該労働者の就業環境を害してはならない
   (マタハラ)
3. 職場における優越的な関係を背景とした言動であって、業務上必要かつ
   相当な範囲を超えたものにより、他の労働者の就業環境を害してはならない
   (パワハラ)
4. ハラスメントに該当する行為があった場合、就業規則第○条に基づき
   懲戒処分の対象とする。

③同一労働同一賃金(中小企業も2021年4月〜)

対応事項

  • 正社員と非正規(パート・有期雇用)の不合理な待遇差の禁止(パート・有期雇用労働法第8条)
  • 待遇差の説明義務(同法第14条)
  • 就業規則で正社員と非正規の待遇差の合理性を整理

④時間外労働の上限規制(中小企業も2020年4月〜)

上限

  • 原則:月45時間・年360時間
  • 特別条項:年720時間、月100時間未満(休日労働含む)、複数月平均80時間以内
  • 36協定(労使協定)の締結・届出が前提

⑤年次有給休暇の取得義務化(2019年4月〜)

  • 10日以上の年休付与労働者に対し、年5日の取得義務
  • 違反時は罰則(30万円以下の罰金・1人あたり)

⑥高年齢者就業確保措置(2021年4月〜)

  • 65歳までの雇用確保(義務)
  • 65歳〜70歳の就業機会確保(努力義務)
  • 定年延長/再雇用/業務委託契約等の選択

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6. 意見聴取・届出・周知の3手続【独自視点】

就業規則 サンプルを作成した後、意見聴取・届出・周知の3手続が必要です。

就業規則の作成フロー

1. 就業規則案の作成(本テンプレ活用)
   ↓
2. 過半数労働組合 or 過半数代表者からの意見聴取(意見書取得)
   ↓
3. 労働基準監督署への届出(意見書添付)
   ↓
4. 従業員への周知(掲示・備付け・電磁的方法)
   ↓
5. 効力発生(周知後)

①意見聴取(労基法第90条)

意見聴取の相手

  • 過半数労働組合(該当する組合がある場合)
  • 過半数代表者(組合がない場合・民主的手続きで選出)

意見書の取得

  • 書面で意見書を取得
  • 意見聴取の事実+意見の内容を記録
  • 反対意見でも届出は可能(同意は不要)

②労働基準監督署への届出(労基法第89条)

届出の方法

  • 就業規則届(様式第3号)
  • 意見書を添付
  • 紙又は電子申請(e-Gov)
  • 事業場ごとに届出(本社一括届出も条件付きで可能)

届出の期限

  • 作成・変更時に遅滞なく(明確な期限なし)
  • 実務上は1ヶ月以内が目安

③従業員への周知(労基法第106条)

周知の方法

方法 内容
掲示・備付け 各事業場の見やすい場所に掲示
書面交付 各労働者に書面で交付
電磁的方法 イントラネット・社内ポータル等で常時閲覧可能

周知違反の効果

  • 周知されていない就業規則は、原則として効力を有しない(判例)
  • 周知違反は罰則(30万円以下の罰金)

7. 不利益変更の限界|労契法第10条【独自視点】

電子契約の手順(アップロード→署名→送信)のイメージ

就業規則の変更が労働者にとって不利益となる場合の制限を解説します。

労働契約法第10条の規定

労契法第10条は、就業規則による労働条件の不利益変更について次のように定めています。

第10条:使用者が就業規則の変更により労働条件を変更する場合において、変更後の就業規則を労働者に周知させ、かつ、就業規則の変更が、労働者の受ける不利益の程度、労働条件の変更の必要性、変更後の就業規則の内容の相当性、労働組合等との交渉の状況その他の就業規則の変更に係る事情に照らして合理的なものであるときは、労働契約の内容である労働条件は、当該変更後の就業規則に定めるところによる。

不利益変更の有効性判断要素

判断要素 内容
① 不利益の程度 賃金減額幅・休日減少日数等
② 変更の必要性 経営困難・法令対応・人事制度改革等
③ 変更内容の相当性 経過措置・代償措置の有無
④ 労働組合等との交渉 誠実な協議の有無
⑤ その他の事情 業界水準・社会情勢等

不利益変更の典型例と対応

変更内容 リスク水準 対応策
賃金減額 経営必要性の明示・経過措置・労使協議
休日減少 代替措置(時間外手当増額等)
退職金減額・廃止 既得分の保護・経過措置
福利厚生の縮小 段階的縮小・代替策

同意による変更

不利益変更でも、労働者の自由な意思による同意があれば有効です(労契法第9条)。 ただし、「同意」の有無は厳格に判断されるため、形式的な同意書取得では不十分です。


8. 必須15項目チェックリストと書き方ガイド

就業規則 テンプレートの必須15項目を整理します。

必須15項目チェックリスト

絶対的必要記載事項

  • ① 始業・終業時刻、休憩時間
  • ② 休日
  • ③ 休暇(年次有給休暇・育児介護休業等)
  • ④ 賃金の決定・計算・支払方法
  • ⑤ 賃金の締切・支払日・昇給
  • ⑥ 退職(自己都合・解雇・定年)

相対的必要記載事項(該当時)

  • ⑦ 退職金
  • ⑧ 賞与・臨時の賃金
  • ⑨ 安全衛生(健康診断・ストレスチェック)
  • ⑩ 表彰・懲戒

必須対応項目(2026年最新)

  • ⑪ ハラスメント防止(パワハラ・セクハラ・マタハラ)
  • ⑫ 育児・介護休業(2025年改正対応)
  • ⑬ 副業・兼業(届出制)
  • ⑭ 個人情報・機密情報の取扱い
  • ⑮ 服務規律(基本ルール・遵守事項)

標準的な就業規則の章立て

第1章 総則(目的・適用範囲・労働者の定義)
第2章 採用・異動等(採用手続・試用期間・人事異動・出向)
第3章 服務規律(基本姿勢・遵守事項・ハラスメント禁止)
第4章 労働時間・休憩・休日(始業終業・休憩・所定休日・時間外労働)
第5章 休暇等(年次有給休暇・産前産後休業・育児介護休業・特別休暇)
第6章 賃金(基本給・諸手当・計算方法・支払方法・賞与・退職金)
第7章 定年・退職・解雇(定年・自己都合退職・解雇事由・解雇予告)
第8章 安全衛生(安全衛生管理・健康診断・ストレスチェック)
第9章 災害補償(業務上災害・通勤災害・法定外補償)
第10章 教育訓練(研修・教育・職業訓練)
第11章 表彰・懲戒(表彰・懲戒事由・懲戒種類・懲戒手続)
附則(施行日・改正履歴)

9. 中小企業特有の論点【独自視点】

中小企業(主に従業員300人未満)で特に留意すべき論点を整理します。

中小企業特有の課題

課題 対応
就業規則作成の負担 厚労省モデル就業規則・本テンプレを活用
同一労働同一賃金対応 正社員/非正規の待遇差の合理性整理
時間外労働上限規制 36協定の適切な締結
健康診断・ストレスチェック 50人以上事業場はストレスチェック義務
育介法対応の人員調整 短時間勤務・柔軟措置の運用
パワハラ防止措置 規程整備・相談窓口設置(中小も2022年4月〜義務)
副業・兼業 届出制で柔軟対応

助成金活用と就業規則

就業規則の整備が要件となる助成金が多数あります。

助成金 就業規則の要件
キャリアアップ助成金 賃金規程・正社員転換規程の整備
業務改善助成金 賃金引上げの就業規則明記
育児休業給付金関連 育児介護休業規程の整備
65歳超雇用推進助成金 定年制度・継続雇用制度の規程整備

就業規則の見直しタイミング

タイミング 内容
法改正時 速やかに対応(年1〜2回程度の見直し)
組織変更時 部署・職種・等級制度の変更
人員規模の変化時 10人超達成時(届出義務発生)・大規模化時
賃金体系変更時 給与制度改革時
トラブル発生時 紛争発生・予防の観点
毎年定期 最低年1回の見直し推奨

10. よくある質問(FAQ)

Q1. 就業規則 テンプレートはそのまま使って大丈夫?

A. 本記事配布のテンプレートは一般的なひな形ですが、業種・規模・労働実態に応じてカスタマイズが必要です。特に賃金体系・退職金規程・特殊勤務形態(変形労働時間制・裁量労働制等)では、必ず社会保険労務士のレビューを受けてください。

Q2. 従業員10人未満でも就業規則は必要?

A. 労基法上の作成・届出義務はありませんが、作成を強く推奨します。労働条件の明確化、後の紛争予防、解雇・懲戒の根拠、助成金活用等のメリットがあります。事業拡大に備える観点でも有効です。

Q3. 就業規則 ひな形のダウンロードに会員登録は必要?

A. いいえ、会員登録もメールアドレス入力も不要で即ダウンロードできます。ボタンをクリックするだけでWordファイルが保存されます。

Q4. 厚労省モデル就業規則と本テンプレの違いは?

A. 本テンプレは厚労省モデル就業規則をベースに、2026年最新法改正(育介法2025年改正・パワハラ防止・同一労働同一賃金・副業届出制等)に対応したアップデート版です。弁護士・社会保険労務士の監修により、実務的にすぐ使える形に整備しています。

Q5. 就業規則の変更で従業員の同意は必要?

A. 不利益変更でない場合、原則として同意は不要(意見聴取は必要)。不利益変更の場合、労働契約法第10条の合理性要件を満たすか、各労働者の自由な意思による同意が必要です。判断が難しいため、変更時は社会保険労務士・弁護士への相談を推奨します。

Q6. 就業規則を周知していないと無効?

A. 周知されていない就業規則は、原則として効力を有しないとされています(判例)。掲示・備付け・電磁的方法のいずれかで、労働者がいつでも見られる状態にしてください。電子化(イントラ・社内ポータル)が現代の主流です。

Q7. パートタイマー用に別の就業規則は必要?

A. 必須ではありませんが、パート・有期雇用者の労働条件が正社員と大きく異なる場合は別途作成が望ましいです。同一労働同一賃金対応との関係で、待遇差の合理性を整理することが重要です。本テンプレでは正社員用を提供し、パート用は別途相談を推奨します。


11. まとめ:テンプレ+電子化で就業規則を最新化

就業規則 テンプレートのポイントを整理します。

📝 この記事のポイント

  • 就業規則の作成・届出義務は常時10人以上の使用者(労基法第89条)
  • 絶対的必要記載事項3項目(労働時間/賃金/退職)は必ず記載
  • 相対的必要記載事項8項目(退職金/賞与/表彰制裁等)は該当時に記載
  • 2026年最新法改正対応(育介法2025年改正・パワハラ防止・同一労働同一賃金・副業届出制等)
  • 作成手続:意見聴取→届出→周知の3ステップ
  • 不利益変更は労契法第10条の合理性要件が必要
  • 必須15項目を網羅+標準章立て11章
  • 中小企業は助成金活用との関連も検討
  • 本記事配布のテンプレは会員登録不要

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※本記事は2026年5月時点の情報をもとに作成しています。法令や制度は変更される場合がありますので、最新情報は所管官庁(厚生労働省等)の公式情報をご確認ください。本テンプレートは厚労省モデル就業規則をベースとした一般的なひな形であり、業種・規模・労働実態に応じた個別のカスタマイズについては、必ず弁護士・社会保険労務士等の専門家にご相談ください。特殊勤務形態(変形労働時間制・裁量労働制・フレックスタイム制等)、賃金体系の独自設計、退職金規程の改定、組合との交渉が必要な事案では、特に専門家のレビューを強くおすすめします。本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の事案に関する法的助言を提供するものではありません。就業規則の不備は労使紛争の最大原因となるため、信頼できる専門家(社会保険労務士・弁護士)のサポートをご検討ください。

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