このページの目次
- 電子印鑑の使い方(3ステップ)
- 丸印の作り方(個人の認印・法人の代表者印)
- 角印の作り方(会社の社印)
- 日付印(データ印)の作り方
- 電子印鑑に法的効力はある? 電子署名との違い
- 作成した印鑑をムスビサインで押印に使う方法
- Excel・Word・PDFへの貼り付け方
- 電子印鑑を使うメリットと注意点
電子印鑑ジェネレーターの使い方(3ステップ)
このツールは、丸印・角印・日付印の3種類の電子印鑑(印影画像)を、登録不要・ブラウザだけで無料作成できます。作成した画像は背景が透過したPNGなので、そのまま見積書・請求書・契約書のPDFやWord・Excelに重ねて貼り付けられます。
- 種類を選び、名前や社名を入力する — 上部のタブで「丸印/角印/日付印」を切り替え、氏名や会社名を入力します。入力と同時にプレビューへ反映されます。
- 書体・サイズ・印色を調整する — 篆書風・毛筆・手彫り風など5書体、実寸mm指定、朱・黒・藍などの印色から選べます。詳細設定で枠の太さ・かすれ・微回転も調整できます。
- 透過PNGでダウンロードする — 「透過PNGをダウンロード」から保存、またはクリップボードへコピーしてWord・Excelへ直接貼り付けできます。
入力した名前・社名や生成した印影は一切サーバーに送信されません。すべてお使いのブラウザ内だけで処理しているため、機密情報が外部に漏れる心配はありません。
丸印の作り方(個人の認印・法人の代表者印)
丸印は円形の印鑑で、個人の認印や、法人の代表者印(丸印)として使われます。このツールでは3つのレイアウトに対応しています。
- 個人(縦1列) — 姓のみを縦書きで配置します。1文字は大きく中央に、2〜4文字は縦に均等割付します。認印やシャチハタ代わりのカジュアルな用途に向きます。
- 姓・名(2列) — 「山田 太郎」のように姓と名をスペースで区切ると、右に姓・左に名の2列で配置します。実物の姓名印の様式に準拠しています。
- 法人丸印 — 二重丸の外周に社名を回し文字(円弧状)で配置し、中央に「代表之印」などの役職名を入れる、代表者印(丸印)の様式です。社名は最大24文字まで、円弧に沿って自動で字間調整されます。詳細設定の「外周下部」に「代表取締役印」などを入れると、下側の弧にも文字が入り、より実物の代表者印に近い体裁になります。
個人の認印としては直径10.5〜15mm、法人の代表者印(丸印)としては16.5〜18mm前後が一般的なサイズの目安です。実物の印鑑には「実印」「銀行印」「認印」の区別がありますが、本ツールで作れるのは書類の体裁を整えるための認印相当の印影画像です。実印は市区町村への印鑑登録、銀行印は金融機関への届出が必要で、いずれも画像では代用できません。
書体は、丸印には線に強弱があり印章らしい風合いの出る「篆書風」「古印風」、個人の落款のような趣を出したいときは「毛筆」がおすすめです。詳細設定の「かすれ」を弱く掛けると、朱肉で捺したような自然な風合いになります。
角印の作り方(会社の社印)
角印は正方形の印鑑で、主に法人の社印として、見積書・請求書・領収書などに押されます。「株式会社結印」のように社名を入力すると、**縦書き・右起こし(右の列から左へ)**で自動的に列組みします。
- 1〜24文字を1〜5列に自動割付します。文字数に応じて各文字を長体・平体に変形させ、正方形の枠内を均等に埋める「字割り」を行います。
- 詳細設定の「列数」で、自動割付ではなく任意の列数(1〜5列)を指定することもできます。
- 「印」を末尾に付けて「◯◯株式会社之印」「◯◯株式会社印」とするのが一般的です。
- 文字数が桝目に収まりきらない・余るときは、詳細設定の「捨て字」で「小」「乃」を自動的に補い、正方形の中で文字数のバランスを整えます。
角印(社印)は、代表者印(丸印)のように法的な意味を持つ実印ではなく、会社が発行した書類であることを示す確認印として使われます。見積書・請求書・納品書・領収書などに、会社名や金額の近くへ押すのが一般的です。押す位置に厳密な決まりはありませんが、社名に少しかかるように押すと、書類と印影が一体であることを示せます。
社印のサイズは21mm(七分)〜24mm(八分)が一般的で、当ツールの既定は21mmです。電子データの見積書・請求書であれば、この角印の画像をPDFやExcelに重ねるだけで、紙に押したのと同じ体裁を再現できます。
日付印(データ印)の作り方
日付印は、上段に組織名・部署、中段に日付、下段に氏名を配置した円形の印で、回覧の確認印や社内決裁に使われます。中段の日付は本日(お使いの端末の日付)が初期値ですが、日付ピッカーから任意の日を選べます。
日付の書式は次の4種類から選べます。和暦は元号・年数を自動計算します。
令 8. 7.24(令和・漢字)'26. 7.24(西暦2桁・スペース詰め)2026.07.24(西暦4桁)R 8. 7.24(元号ローマ字)
和暦は元号と年を自動計算し、改元の境界(例:2019年4月は平成31年、5月は令和元年)も正しく表示します。上段・下段はどちらかを空欄にでき、空欄にすると残りの段に合わせて罫線の間隔が自動で調整されます。氏名だけの2段構成、部署名を入れた3段構成など、用途に合わせて「段構成プリセット」から素早く切り替えられます。日付印は、書類を受け取った日を示す受付印や、社内回覧・確認の押印として使われることが多く、朱色のほか黒・藍でも作成できます。
電子印鑑に法的効力はある? 電子署名との違い
まず押さえておきたいのは、印影画像そのものに、本人が押したことを証明する法的な効力はないという点です。画像は誰でも複製できるため、印影の一致だけで契約の成立や本人性を担保することはできません。これは実物の印鑑(印影)でも同じで、重要なのは「誰が・いつ・その意思で押したか」の証跡です。
契約の本人性・非改ざん性を法的に担保するのは、電子署名法に基づく電子署名と、信頼できる第三者が時刻を証明する認定タイムスタンプです。ムスビサインは、この電子署名と認定タイムスタンプを付与して契約を締結できるため、印影画像を貼るだけの運用とは信頼性が根本的に異なります。
日本の商慣習では、契約書に押印があると「本人の意思で押された」と推定され、その文書が真正に成立したものと扱われやすくなります(いわゆる二段の推定)。ただしこれは、本人が管理する実物の印章で押した場合の話です。誰でも複製できる印影画像には、この推定は働きません。
電子契約では、この「本人性」と「非改ざん性」を、印影ではなく電子署名法に基づく電子署名と認定タイムスタンプが担保します。電子署名は「誰が署名したか」を暗号技術で証明し、タイムスタンプは「その時刻に存在し、以後改ざんされていないこと」を第三者として証明します。ムスビサインはこの両方を付与して契約を締結するため、印影画像を貼るだけの運用とは信頼性が根本的に異なります。
つまり、社内の回覧や見積書の体裁を整える用途では電子印鑑(印影画像)で十分ですが、取引先との正式な契約には、電子署名で締結できるムスビサインをおすすめします。なお、本ページの解説は一般的な情報提供であり、法的助言ではありません。個別の契約の有効性については専門家にご確認ください。
作成した印鑑をムスビサインで押印に使う方法
このツールで作成した印影は、ムスビサインの印影アップロード機能から登録して、電子契約の押印にそのまま使えます。
- 「透過PNGをダウンロード」で印影画像を保存します。
- ムスビサインに無料登録・ログインし、押印設定から「印影をアップロード」を選びます。
- 保存したPNGを登録すると、契約書への押印時に選択できるようになります。
背景が透過した高解像度PNG(実寸mm × 350dpi相当)で出力しているため、契約書の上に自然に重なります。
Excel・Word・PDFへの貼り付け方
- Word / Excel — 「コピー」ボタンで画像をクリップボードへコピーし、貼り付けたい位置で貼り付け(Ctrl+V)します。または保存したPNGを「挿入 → 画像」から配置します。背景が透過しているため、文字や罫線の上に重ねても白い四角が出ません。
- PDF — PDF編集ソフトの画像挿入機能で配置します。より確実に契約を締結したい場合は、印影を貼るのではなく、電子署名で締結できるムスビサインの利用をおすすめします。
貼り付けた後は、画像の縦横比を保ったままサイズを調整してください。実寸mm × 350dpi相当の高解像度で出力しているため、A4書類に配置しても、拡大・印刷して輪郭がぼやけることはほとんどありません。SVG形式でダウンロードすれば、どれだけ拡大しても劣化しないベクター画像として扱えます。
電子印鑑を使うメリットと注意点
電子印鑑(印影画像)を使うと、書類を印刷して押印し、再びスキャンする手間が不要になります。テレワークや遠隔地とのやり取りでも、PDFやWord・Excel上で完結するため、印鑑のために出社する必要がありません。朱肉のかすれや位置ずれもなく、常に同じ品質の印影を再現できます。
一方で、次の点に注意してください。
- 印影画像は複製できます。 誰でもコピーできるため、印影の一致だけで本人性や契約の成立を証明することはできません。重要な契約には電子署名を利用してください。
- 実印・銀行印の代わりにはなりません。 印鑑登録や印鑑証明が必要な手続き、金融機関への届出には使用できません。
- 他人・他社の名義で作成しないでください。 なりすましや偽造の目的での利用は禁止されています。作成した印影の利用は利用者の責任で行ってください。
社内文書や見積書・請求書の体裁を整える用途には電子印鑑が便利です。取引先との契約など、後から「誰が・いつ・確かに合意したか」を証明する必要がある場面では、電子署名と認定タイムスタンプで締結できるムスビサインをご利用ください。
対応環境・保存方法
Chrome・Edge・Firefox・Safari の最新版、iOS Safari・Android Chrome に対応しています。スマートフォンでも全機能を利用でき、生成した印影は「透過PNGをダウンロード」ボタンまたは画像の長押しから端末に保存できます。