フリーランスライターの電子契約 導入事例|「失礼では?」を越え、中堅・大企業ともムスビサインで締結
フリーランスライターの電子契約 導入事例。兵庫県の個人事業主1名が「取引先に失礼にあたらないか」の不安を越えてムスビサインで紙をやめるまで。中堅・大企業を含む取引先の反応、1件15〜30分が5分未満に、締結が3〜5営業日から1〜2営業日になった実際を取材しました。
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兵庫県でWebコンテンツやレビュー記事の執筆を請け負う、従業員1名のフリーランスライターの導入事例です(契約は通常月1〜3件、繁忙期4〜10件)。取引先には中堅・大企業も含まれ、しかも案件ごとに相手が変わります。紙と郵送だったころは1件あたり15〜30分の作業と3〜5営業日の返送待ちが発生し、業務開始日が迫っているのに契約書が返ってこず、着手してよいか判断に迷ったこともありました。導入前にいちばん大きかった不安は機能でも料金でもなく、「相手企業に電子契約をお願いして失礼にあたらないか」。ムスビサインを使い始めてからは作業が5分未満、締結は1〜2営業日になり、取引先からは特に問題なく受け入れられています。
本記事は、電子契約サービスの利用実態に関するアンケートへのご回答をもとに、ご本人の許諾を得て構成しています(2026年8月・掲載範囲は業種と地域まで)。数値はいずれもご本人の申告による概算です。
この記事の結論
- 紙をやめてムスビサインに切り替え、契約1件あたりの作業は15〜30分から5分未満、締結は3〜5営業日から1〜2営業日になった
- 踏み出せなかった理由は料金ではなく、取引先から紙を指定されることと導入手順が分からなかったこと
- いちばんの不安は「相手企業に失礼にあたらないか」「操作を聞かれて説明できるか」。結果は特に問題なく受け入れられた
- 取引先に中堅・大企業を含むため即日締結とはいかないが、郵送の往復にかかっていた日数はなくなった
- 申し込みからムスビサインで最初の1通を送るまでは10〜30分
目次
- 事例の概要|兵庫のフリーランスライター(個人事業主・月1〜3件)
- 紙のころ:契約書が返ってこず、着手してよいか判断に迷った
- フリーランスが電子契約に踏み出せなかった理由は、料金ではなかった
- いちばんの不安は「取引先に失礼にあたらないか」
- 電子契約を導入して変わったこと(15〜30分 → 5分未満)
- 取引先の反応:中堅・大企業が相手でも問題は起きなかった
- 正直なところ:使っていない機能もある
- 向く事業者・向かない事業者
- フリーランス・個人事業主からよくある質問
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1. 事例の概要|兵庫のフリーランスライター(個人事業主・月1〜3件)
兵庫県を拠点に、Webコンテンツやレビュー記事の執筆を請け負う個人事業主の方です。業種の呼び方としては「フリーランスライター」を挙げていただきました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 事業内容 | Webコンテンツやレビュー記事の執筆を行う個人事業主のライター |
| 業種の呼び方 | フリーランスライター |
| 従業員数 | 1名(個人事業主) |
| 契約業務の担当 | 1名(ご本人がすべて対応) |
| 法務体制 | 社内の法務担当も顧問弁護士もなし |
| 所在地 | 兵庫県 |
| 主な契約書 | 業務委託契約、秘密保持契約(NDA) |
| 月間の契約件数 | 通常月1〜3件/繁忙期4〜10件 |
| 取引先の傾向 | 従業員10名以下の会社が多い/中堅・大企業も多い/毎回違う相手 |
| 導入前の方法 | 紙と郵送のみ |
| ムスビサインを知ったきっかけ | 知人・取引先の紹介 |
この方の特徴は、取引先に中堅・大企業が含まれていて、しかも毎回違う相手だという点です。個人事業主同士のやりとりとは事情が変わります。相手方には社内規程があり、契約の進め方を先方のルールに合わせることが多くなる。フリーランス側から電子契約を提案しにくいのは、この力関係が背景にあります。
ムスビサインは受け取る側にアカウント登録を求めない設計なので、相手の社内に新しいツールを導入してもらう必要がありません。この点が、大きな取引先を持つフリーランスにとっては効いてきます。
なお、この方が扱っている契約類型は、ライター向け業務委託契約書と秘密保持契約書(NDA)にあたります。いずれも雛形を無料で配布しています。
同じ個人事業主でも、他社の電子契約サービスから乗り換えた事例(福島県・動画クリエイター/取引先は個人事業主や従業員10名以下の企業が中心/締結は当日)はこちらにまとめています。本記事は紙・郵送から直接ムスビサインに切り替え、取引先に中堅・大企業を含むケースです。締結が当日ではなく1〜2営業日なのは、この取引先の違いによるものと考えられます。
2. 紙のころ:契約書が返ってこず、着手してよいか判断に迷った

兵庫県でWebコンテンツと記事執筆を請け負うこの個人事業主が、ムスビサインを導入する前、紙と郵送で契約していたころに行っていた作業は6工程ありました。
- 契約書の作成・印刷
- 社内の押印手続き
- 収入印紙の貼付
- 郵便局やポストへ持参
- 返送の督促連絡
- ファイリング・保管
かかっていた時間は1件あたり15〜30分、送付してから相手方の署名・押印が返ってくるまでは3〜5営業日。収入印紙・郵送料・封筒・印刷代を合計した実費は1件あたり200〜500円でした。
困っていたのは、待ち時間そのものより仕事を始めてよいかどうかが決まらないことです。
業務開始日が迫っているのに、郵送した契約書がなかなか返送されなくて、着手して良いか判断に迷って、スケジュールの調整に苦労した事がありました。
契約は制作物そのものではなく、制作を始めるための前提です。締結が確定しないまま業務開始日だけが近づくと、着手するかどうかの判断をフリーランス側が背負うことになります。見切り発車すれば条件が変わったときに立場が弱く、待てば納期が削られる。どちらを選んでもリスクが残るのが、紙のころのこの方の状況でした。
3. フリーランスが電子契約に踏み出せなかった理由は、料金ではなかった
不便を感じながらも、このフリーランスライターの方が長く紙と郵送を続けていた理由は、費用の問題ではありませんでした。
取引先から紙での交わしを指定される事が多くて、自分から提案するきっかけや、導入手順がよく分からなかったからです。
理由は2つに分けられます。取引先から紙を指定されるので、自分から言い出すきっかけがない。そして導入の手順が分からない。
前者は、フリーランスと発注元の力関係そのものです。契約の進め方は発注側が決めることが多く、こちらから変更を持ちかけるのは気が引ける。後者は、電子契約に触れたことがなければ当然の状態で、何をどう始めればいいのかが見えません。
なお、この方がムスビサインを知ったきっかけは知人・取引先の紹介でした。あわせて「電子契約 個人事業主 おすすめ」といった言葉でも調べていたそうです。自分から探しに行くというより、知人・取引先から紹介されたことが最初のきっかけになっています。
4. いちばんの不安は「取引先に失礼にあたらないか」
ムスビサインの申し込み前、この兵庫県のフリーランスライターの方がもっとも大きく感じていた不安は、機能でも料金でも法的有効性でもありませんでした。
相手企業に電子契約をお願いした際に、失礼に当たらないか。とか、操作方法を聞かれた時に、自分できちんと説明出来るかが不安でした。
「失礼にあたらないか」。相手が中堅・大企業であれば、こちらの都合で相手の手間を増やすように見えるのではないか、という気後れが生まれます。
もうひとつが「操作方法を聞かれたときに説明できるか」。心配していたのは自分が使えるかどうかではなく、相手に説明できるかどうかでした。案件ごとに相手が変わる働き方では、署名を依頼するたびに説明の場面が発生します。
この2つの不安に対して、ムスビサインの設計はこうなっています。受け取る側はアカウント登録もアプリのインストールも不要で、届いたメールのリンクを開いて署名するだけです。相手の会社にツールを導入してもらう必要も、IDを発行してもらう必要もありません。説明することが少なければ、依頼する側の気後れも小さくなります。
取引先への切り出し方そのものに迷う場合は、取引先への電子契約の説明方法に伝え方をまとめています。
5. 電子契約を導入して変わったこと(15〜30分 → 5分未満)

このフリーランスライターの方(兵庫県・従業員1名・取引先に中堅・大企業を含む)がムスビサインに決めた理由は、大きい順に次の3つだったといいます。
- 料金の安さ
- 受け取る相手にアカウント登録が要らないこと
- 操作がシンプルなこと
申し込みから最初の1通を送信するまでにかかった時間は10〜30分でした。紙のころと比べた変化は次のとおりです。
| 指標 | 紙・郵送のころ | ムスビサイン導入後 |
|---|---|---|
| 1件あたりの作業時間 | 15〜30分 | 5分未満 |
| 送付から署名完了まで | 3〜5営業日 | 1〜2営業日 |
| 1件あたりの実費 | 200〜500円 | 200円未満 |
※実費は収入印紙・郵送料・封筒・印刷代の合計。サービス利用料は含みません。いずれもご本人の申告による概算です。実費が下がった主な理由は、電子契約には収入印紙が不要になり、郵送費もかからなくなるためです(電子契約に印紙税はかからない?)。なお、この方が契約しているプラン(フリー/スターター)は今回の取材では取得していないため、月額のサービス利用料は本記事では扱っていません。
締結までの日数は当日ではなく1〜2営業日です。取引先に中堅・大企業を含むため、先方の社内で確認や承認の時間が発生していると考えられます。ムスビサインに切り替えても、相手の社内プロセスまで短縮されるわけではありません。
それでも3〜5営業日が1〜2営業日になっており、郵送の往復に取られていた日数はまるごと消えています。業務開始日が迫っているときに効いてくるのは、この差です。
6. 取引先の反応:中堅・大企業が相手でも問題は起きなかった

「相手企業に電子契約をお願いして失礼にあたらないか」——兵庫県のこのフリーランスライターの方(従業員1名・月1〜3件)が導入前にいちばん心配していた点について、ムスビサインを使い始めたあとの結果は特に問題なく受け入れられたという回答でした。
取引先に「従業員10名以下の会社」と「中堅・大企業」の両方が含まれ、しかも案件ごとに相手が変わる。説明の手間がもっとも出やすい条件での結果です。断られた経験もありませんでした。
ムスビサインは、契約書を受け取る側にアカウント登録を求めません。届いたメールのリンクを開いて署名するだけで、アプリのインストールも会員登録も不要です。相手の会社に新しいツールを導入してもらう必要がないため、先方に負担をかけにくい構成になっています。
もし相手から難色を示された場合の進め方は、取引先に電子契約を断られたら?にまとめています。
7. 正直なところ:使っていない機能もある
この兵庫県のフリーランスライターの方に、ムスビサインで使っていない機能についても率直にうかがいました。
高度なテンプレート管理機能です。1人で利用していて、交わす契約書の種類が少ないので、基本機能だけで十分足りているからです。
契約の型が業務委託契約とNDAの2種類に収まっていれば、テンプレートを作り込む必要はありません。ムスビサインのテンプレート機能はスタータープラン以上でご利用いただけますが(スターターは20件まで、ビジネスプランは無制限)、この方のように扱う契約書の種類が少なければ基本機能だけで足ります。使わない機能の分まで料金を払わずに済むよう、プランを分けています。
なお「物足りない点・改善してほしい点」については、この方からは特に挙がりませんでした。
8. 向く事業者・向かない事業者
このフリーランスライターの方に、どんな会社なら勧められるか/勧められないかを率直にうかがいました。
向かないと思われるケース(ご本人の回答)
紙の原本保管や社判の押印ルールが極めて厳格で、社内のペーパーレス化に拒否感がある、古い体質の組織には向かないかもしれません。
この回答も含め、個人事業主向けのフリー・スタータープランでは噛み合いにくい条件を整理すると次のとおりです。
- 取引先の多くが、紙の原本保管や社判の押印を社内規程で必須としている(相手方の規程が紙を前提にしている場合、こちら側がサービスを導入しても運用が噛み合いません。これは電子契約サービス全般に共通する制約です)
- 契約締結に複数人の承認ルート(稟議フロー)が必要で、その承認履歴をサービス上に残したい(上長承認フローはビジネスプランの機能です)
- 締結済みPDFをサービス側に長期保管させたい(フリー・スタータープランは締結後1週間で自動削除され、手元保管が前提。7年保管が必要な場合はビジネスプランになります)
- 月間の送信件数が50件を大きく超える(スタータープランの枠は月50件です)
向いていると思われるケース(ご本人の回答)
フリーランスとの契約が多い事業者や、郵送の手間や印紙代を削減してスピーディーに業務を開始したい小規模事業者にかなりお勧めです。
この方の条件をそのまま推奨条件に落とすと、ムスビサインが向くのは次のようなケースです。
- 従業員1〜数名で、契約の判断から送信までを1人で完結できる(承認ルートが不要)
- 月間の契約件数が通常1〜3件、繁忙期でも10件程度(ムスビサインのフリープラン月3件/スタータープラン月50件の範囲に収まる)
- 取引先に中堅・大企業が含まれ、相手に新しいツールの導入やアカウント登録を求めたくない
- 案件ごとに取引先が変わり、そのつど契約書を交わす必要がある
- 主な契約書が業務委託契約・秘密保持契約(NDA)など、1〜2名の署名で完結する定型の契約
- 社内に法務担当も顧問弁護士もおらず、契約業務を1人で抱えている
今回の事例の方は、この6条件すべてに当てはまります。
そして、導入を迷っている同業の方への一言はこうでした。
切手や封筒の準備、ポスト投函の手間が一切なくなって相手も即日対応してくれるので、業務効率が劇的に上がって楽になりますよ!
(「即日対応」はご本人の実感で、今回の取材で確認できた締結までの日数は1〜2営業日です。)
ムスビサインのフリープランは月3件まで無料です(無料枠の付与にあたって、クレジットカードまたは電話番号のSMS認証のいずれかの登録をお願いしています)。
9. フリーランス・個人事業主からよくある質問
Q1. 取引先に電子契約をお願いするのは、失礼にあたりませんか?
A. 今回の事例の方も導入前は同じ不安を持っていましたが、結果は「特に問題なく受け入れられた」という回答でした。取引先に中堅・大企業を含み、案件ごとに相手が変わる条件下での結果です。ムスビサインは受け取る側にアカウント登録もアプリのインストールも求めないため、相手に依頼するのは「届いたメールのリンクから署名する」ことだけです。相手の手間はむしろ郵送より小さくなります。
Q2. 取引先から紙を指定されている場合、どう切り出せばいいですか?
A. 「郵送の往復がなくなるので、業務開始を早められます」という相手側のメリットから伝えるのが現実的です。今回の事例では、紙のころは締結まで3〜5営業日かかっていたものが、ムスビサインで1〜2営業日になっています。
Q3. 操作方法を聞かれたとき、自分で説明できますか?
A. ムスビサインで受け取る側がする操作は「メールのリンクを開いて署名する」だけなので、説明すべきことがほとんどありません。アカウント登録もアプリのインストールも不要です。今回の事例の方も、この点を最大の不安として挙げていましたが、実際には問題は起きていません。
Q4. 従業員1名のフリーランスですが、中堅・大企業の取引先にも使える電子契約サービスはありますか?
A. あります。ムスビサインは受け取る側にアカウント登録もアプリのインストールも求めないため、相手の会社に新しいツールを導入してもらう必要がありません。本記事の事例は、兵庫県の従業員1名のフリーランスライター(月1〜3件・繁忙期4〜10件/取引先に中堅・大企業を含み、案件ごとに相手が変わる)のケースですが、断られた経験はありません。ただし先方の社内で確認・承認の時間が発生するため、締結までは1〜2営業日かかっています。相手の社内プロセスまで短縮されるわけではありませんが、郵送の往復にかかっていた日数はなくなります。
Q5. フリーランスの業務委託契約を電子化すると、収入印紙は不要になりますか?
A. 不要になります。印紙税は紙の課税文書に課されるもので、電子データで締結した契約書には課税されません。今回の事例でも紙のころは収入印紙を貼る工程がありましたが、ムスビサインの導入後は1件あたりの実費が200〜500円から200円未満に下がっています。
Q6. フリーランスは月いくらから使えますか?
A. 月3件までであれば、ムスビサインのフリープランが月額0円です。招待ボーナス(招待した相手が初回の締結を完了すると双方に送信枠+5件・累積上限なし/付与から90日有効)で枠を広げることもできます。それ以上必要な場合はスタータープランが月額3,000円(税込)で月50件まで送信できます(料金ページ)。
Q7. 立会人型の電子署名で、法的に問題はありませんか?
A. 問題ありません。ムスビサインは立会人型(事業者署名型)の電子署名サービスで、電子署名法第3条に対応しています。締結時にPDF全体へAATL(Adobe Approved Trust List)証明書による電子署名と、総務大臣認定タイムスタンプを付与します。詳しくは電子署名法をわかりやすく解説した記事をご覧ください。
Q8. 締結した契約書は、フリーランスでも保存義務がありますか?
A. あります。電子契約で締結した契約書は電子取引データにあたるため、個人事業主でも原則7年間の保存義務があります。ムスビサインのフリー・スタータープランは締結後のPDFを1週間で自動削除する設計なので、締結したら必ずダウンロードして、ご自身のPCやクラウドストレージへ保存してください。検索性の確保など最低限やるべきことは電子帳簿保存法の個人事業主向け解説にまとめています。
まとめ|フリーランスが電子契約に踏み切れない理由は、料金ではない

今回の事例で見えたのは、フリーランスが電子契約に踏み切れない理由が費用ではなかったということです。
- 取引先から紙を指定されるので、自分から言い出すきっかけがない
- 導入の手順が分からない
- 相手企業に失礼にあたらないか気が引ける
いずれも料金表を眺めていても解決しません。実際に踏み切ってみた結果は、取引先に中堅・大企業を含む条件でも「特に問題なく受け入れられた」でした。1件あたりの作業は15〜30分から5分未満に、締結は3〜5営業日から1〜2営業日になっています。
ムスビサインは受け取る相手にアカウント登録を求めないので、相手に頼むのは「メールのリンクから署名する」ことだけです。月3件まで無料で、申し込みから最初の1通を送るまでは10〜30分ほど。まずは1通、試してみてください。
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