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公開契約の使い方|URL・QRコードで署名を集める
1本のURLとQRコードを配るだけで、相手を事前に指定せずその場で署名してもらえます。イベント受付・店頭申込・利用規約の同意取得を、紙の名簿なしで完結できます。
公開契約とは
通常の電子契約は、送信者が相手のメールアドレスを1件ずつ入力して契約書を送ります。公開契約は、相手を事前に指定しません。テンプレートから1本のURLとQRコードを発行して配り、開いた人がその場で氏名・メールアドレスを入力して署名します。署名した人ごとに契約書が1通ずつ作られ、署名済みPDFが本人と発行者の双方に届きます。
相手の指定が不要
メールアドレスを集めてから送る必要がありません。URLとQRを配るだけです。
何人でも同じ1本
同じリンクを何人が開いても、契約書は署名した人ごとに別々に作られます。
その場で完結
署名する人はアカウント登録も費用も不要。スマホのブラウザだけで署名できます。
| 通常の送信 | 公開契約 | |
|---|---|---|
| 相手の指定 | 送信者がメールアドレスを入力 | 不要。本人が自分で入力する |
| リンク | 受領者ごとに1本 | 全員で同じ1本を共有 |
| 契約書 | 1回の送信につき1通 | 署名のたびに1通ずつ |
| 署名の順番 | 指定した順に回す | 各自が独立して同時に署名できる |
| 送信枠の消費 | 送信したとき | 署名が成立したとき |
全体の流れ
- 1テンプレートを用意する
- 2公開契約を発行する
- 3URL・QRを配る
- 4署名ごとに契約書が届く
はじめる前に
1. 有料プランであること
公開契約はテンプレートを前提にした機能のため、スタータープラン以上でご利用いただけます。フリープランでは公開契約の画面を開いても発行フォームは表示されません。
2. 署名者が1人のテンプレートを作る
公開契約は「1通の契約書に署名者1人」です。そのため、署名者の人数を1に設定したテンプレートが必要になります。作り方は次の3ステップです。
- 1. 「テンプレート」から契約書のPDFをアップロードする
- 2. 署名者の人数を「1」にして作成する
- 3. 続けて開く画面で、氏名・押印などの入力枠をPDF上に配置して保存する
ヒント甲(自社)の記名押印はテンプレートのPDFにあらかじめ印字しておき、 乙(署名する人)の欄だけを入力枠にしておくと、受付がいちばん速く回ります。
発行の手順
「公開契約」から発行フォームを開く
ログイン後のサイドメニュー「公開契約」を開き、テンプレート・契約書の名称・署名上限を入力します。 名称は署名する人にも見えます(公開ページの見出しと、作られる契約書の名前になります)。

ヒント受付期限は任意です。イベントの終了日時を入れておくと、配ったURLが期限後に自動で開けなくなります。
オプションは2つ
- メール確認コードを求める(既定:オフ)
- 署名の前に、入力されたメールアドレス宛の6桁コードの入力を求めます。 イベント受付や規約同意はオフのままで構いません。NDAなど本人性を上げたいときにオンにします。
- 同じメールアドレスの重複署名を拒否する(既定:オン)
- 1人1回にしたい受付はオンのまま。同じ人が複数回署名しうる用途(都度の規約同意など)はオフにします。
URLとQRコードを配る
発行すると、詳細画面に署名用URLとQRコードが表示されます。QRは「QRコードを保存」から画像として保存できるので、 受付の掲示物・チラシ・スライドにそのまま貼り付けられます。

ヒントURLは推測できない文字列で作られます。掲示・配布した範囲の人だけが開ける状態を保つため、不要になったら「受付を終了」してください。
署名する人から見た流れ
QRを読み取った人・URLを開いた人には、次の画面が表示されます。アカウント登録も費用も不要で、スマートフォンのブラウザだけで完結します。



押印欄や氏名欄の入力方法など、署名画面の操作そのものは通常の電子契約と同じです。 受け取った方に案内する場合は契約書を受け取った方へ(署名のやり方)をご共有ください。
署名された契約書の受け取り
公開契約は相手を指定しない分、「自分の手元に何が残るのか」が分かりにくくなりがちです。 受け取り方は次の3つで、いずれも同じ契約書を指しています。
① 締結完了メール
署名が締結まで進むと、署名済みPDFを添付した締結完了メールが、署名した人とあなたの両方に届きます。1署名につき1通です。
② 公開契約の詳細画面
署名者一覧の各行から「開く」「署名済PDF」「証明書」をその場で開けます。状態(未署名/締結処理中/締結済み)も分かります。
③ 契約書一覧・CSV
契約書一覧には「リンク名(署名者名)」という名前で1通ずつ並びます。CSVには氏名・メールアドレス・状態・メール確認・署名日時・IP・契約書URLが入ります。

ご注意締結の処理は認定タイムスタンプの取得をはさむため、署名の直後ではなく 数分〜混雑時は数時間あとに完了します。それまで一覧の状態は「締結処理中」と表示されます (署名する人は待たされません。その場で完了画面まで進めます)。
使いどころ
イベント・セミナーの受付
受付に掲示したQRを読み取ってもらい、参加同意書に署名。紙の名簿と押印が不要になり、署名者一覧がそのまま参加者名簿になります。
店頭・対面での申込
店舗のタブレットやお客様のスマホからその場で署名。控えは署名済みPDFとしてお客様のメールに届きます。
利用規約・同意書の取得
会員向けの規約改定同意や、施設利用の同意書を一斉に取得。重複署名の可否も設定できます。
NDAの一括取得
説明会の参加者など、相手が事前に確定しないNDAに。メール確認コードをオンにして本人性を上げられます。
使う前に知っておきたいこと
氏名とメールアドレスは自己申告です
公開契約は、送信者が指定したアドレスにリンクを届ける通常の署名と違い、本人確認の裏づけがありません。そのため証跡上も通常の契約とは区別して「自己申告(self-declared)」として記録されます。 相手をより確かにしたい場合はメール確認コードをオンにしてください(入力されたアドレスに6桁コードが届き、到達が確認できた署名になります)。 取引金額の大きい契約など、相手が確定している契約は通常の送信をお使いください。
URLを知っている人は誰でも開けます
URLは推測できない文字列ですが、転送されれば第三者も開けます。署名上限・受付期限・受付の一時停止/終了を組み合わせて、受け付ける範囲を絞ってください。上限に達すると自動で受付が終了します。
送信枠は署名が成立するたびに1件消費します
リンクを発行しただけでは消費しません。開いたけれど署名しなかった人の分もかかりません。 料金は通常の送信と同じ扱いで、1署名=1件です。
1通の契約書に複数人が署名する契約には使えません
公開契約は「1通=署名者1人」です。甲乙丙が同じ1通に署名するような契約は、 通常の送信(複数受領者)をお使いください。
よくある質問
+通常の送信と公開契約は、どちらを使えばいいですか?
相手のメールアドレスが分かっていて、相手ごとに内容が変わる契約は通常の送信です。相手が事前に確定しない(イベント参加者・来店客・会員全体など)、かつ全員に同じ内容を配る場合は公開契約が向いています。
+署名する人にアカウント登録や費用は必要ですか?
どちらも不要です。QRやURLを開いて氏名・メールアドレスを入力すれば、その場で署名できます。料金がかかるのは発行する側だけです。
+1本のリンクで何人まで署名できますか?
1〜200名の範囲で上限を設定します(既定は50名)。上限に達すると自動で受付を終了します。それ以上を集めたい場合は、同じテンプレートから公開契約をもう1本発行してください。
+料金はどうかかりますか?
署名が成立するたびに送信枠を1件消費します(通常の送信と同じ扱い)。リンクを発行しただけ、開かれただけでは消費しません。
+同じ人が2回署名してしまうことはありませんか?
発行時のオプション「同じメールアドレスの重複署名を拒否する」が既定でオンになっており、同じアドレスからの2回目は受け付けません。都度の同意取得など複数回を許したい用途ではオフにできます。
+受付を途中で止められますか?
詳細画面の「受付を一時停止」でいつでも止められ、再開もできます。完全に終える場合は「受付を終了」してください。停止中・終了後にURLを開いた人には、その旨の案内が表示されます。
+署名された契約書は法的に有効ですか?
締結された契約書には、AATL証明書による電子署名と、総務大臣認定事業者の認定タイムスタンプが付きます。電子署名法第3条の推定効は「本人の意思に基づく電子署名」であることが前提のため、本人性が重要な契約ではメール確認コードをオンにする、対面で本人を確認するなどの運用とあわせてご利用ください。
+署名者一覧が「締結処理中」のままです
署名は成立しており、認定タイムスタンプの取得と署名済みPDFの生成を順番に処理している状態です。通常は数分、混雑時は数時間で「締結済み」に変わり、署名済みPDFを添付した完了メールが届きます。
+QRコードは印刷して掲示できますか?
できます。詳細画面の「QRコードを保存」からPNG画像として保存し、掲示物・チラシ・スライドに貼り付けてご利用ください。
+オフラインでも署名できますか?
署名にはインターネット接続が必要です。会場の電波が不安定な場合に備えて、Wi-Fiの用意や、後日メールで案内する導線もあわせてご検討ください。