ムスビサイン
契約書テンプレート

イラスト制作の業務委託契約書テンプレート・雛形|著作権・二次利用

イラスト制作業務委託契約書テンプレートを無料ダウンロード(会員登録不要・メアド不要)。著作権の譲渡vsライセンス、二次利用範囲、修正回数、著作者人格権、AI画像生成との関係、フリーランス新法対応まで実務目線で解説します。

公開日: (更新:

無料ダウンロード

業務委託契約書(イラスト制作)テンプレート

ファイル形式
Word
料金
無料
更新日
2026-07-30
会員登録
不要
登録不要メール入力不要即ダウンロード
無料でダウンロード(.docx)

ダウンロードした時点で「契約書ひな形ダウンロード利用規約」に同意したものとみなします。

この業務委託契約書、印刷・郵送・押印なしでそのまま送れます。

ムスビサインを無料で始める

イラスト制作の業務委託契約書テンプレ|著作権・二次利用・修正回数の書き方

「イラスト制作の依頼を受けたけど、契約書はどう作ればいい?」 「著作権を全部譲渡するのと、利用許諾するのと、どっちがいい?」 「『修正は無制限で対応』と言われると怖い…どう線引きする?」 「クライアントが勝手にイラストをグッズ化したらどうする?」

イラスト制作の業務委託契約書 イラストは、クリエイターとクライアントの間で結ぶ重要書類です。一般的な業務委託契約書とは異なり、著作権・二次利用・修正回数・著作者人格権という独特の論点があるため、テンプレを安易に流用すると、後でイラストレーターが大きく損するパターンが頻発します。「とりあえず納品して報酬をもらえばいい」という発想は通用しません。

結論からお伝えします。イラスト制作の業務委託契約書は、著作権の取扱い(譲渡 or ライセンス)・二次利用範囲・修正回数の上限・著作者人格権の4論点を、クリエイターの権利を守る視点から慎重に設計することが鉄則です。この記事では、イラスト制作業務委託契約書テンプレを無料(会員登録不要・メアド不要)でダウンロードできるよう用意しています。

この記事の結論

  • イラスト制作の業務委託契約書は著作権の取扱い(譲渡orライセンス)・二次利用範囲・修正回数の上限・著作者人格権の4論点を、クリエイターの権利を守る視点から設計するのが鉄則。会員登録不要・メアド不要でWordテンプレをダウンロードできます。
  • イラスト制作契約は請負契約(民法第632条)。多くのケースで、権利を手放しすぎないライセンス(利用許諾)型が推奨されます。
  • 著作権を譲渡する場合は著作権法第27条・第28条を明示しないと翻案・二次利用の権利が移転しません。二次利用範囲は目的・媒体・期間・地域・独占性の5要素で定義します。
  • 修正回数の上限を設定(無制限対応は避ける)。著作者人格権不行使特約は慎重に検討し、著しく不当な改変は除く等の例外を入れる妥協案もあります。
  • AI画像生成への対応(AI使用の開示・納品物のAI学習素材化の禁止)を条項化。フリーランス新法・下請法にも対応します。

目次

  1. イラスト制作契約書は「4論点」を慎重に設計
  2. イラスト制作契約の法的性質:請負契約
  3. イラスト制作業務委託契約書の必須記載項目
  4. 著作権の取扱い:譲渡 vs ライセンス(利用許諾)
  5. 二次利用範囲の設計
  6. 修正回数の上限設定
  7. 著作者人格権の取扱い
  8. AI画像生成との関係
  9. 制作工程の段階確認
  10. イラスト制作契約と関連法令
  11. イラスト制作契約を電子契約で締結するメリット
  12. イラスト制作業務委託契約書テンプレに関するFAQ
  13. 独自視点:イラスト契約書は「クリエイターを守る武器」
  14. まとめ:イラスト制作契約書は「4論点+クリエイター視点」で完成

イラスト制作契約書は「4論点」を慎重に設計

最初に重要な結論をお伝えします。

業務委託契約書 イラストを整備するときに押さえるべき4論点は、以下のとおりです。

論点 内容
論点1:著作権の取扱い 譲渡 or ライセンス(利用許諾)の選択
論点2:二次利用範囲 用途・媒体・期間の明示
論点3:修正回数の上限 無制限の修正要求を防ぐ
論点4:著作者人格権 氏名表示権・同一性保持権の取扱い

これら4論点は、一般的な業務委託契約書 ひな形にはあまり詳しく書かれていない、イラスト制作特有の論点です。特に著作権関連の3論点(1・2・4)は、後の紛争につながりやすい部分です。

イラスト制作契約の法的性質:請負契約

イラスト制作契約は、民法上の「請負契約」(民法第632条)に該当します。

請負契約の特徴

  • イラストレーター(乙)は成果物(イラスト)の完成を約束する
  • 報酬は成果物の引渡し時に発生
  • 契約不適合責任(納品物に不適合があった場合の修補・損害賠償等)が適用

業務委託契約との関係

「業務委託」は法律用語ではなく、実務上の総称です。法的には「請負」「準委任」のいずれかに分類されます。イラスト制作は通常「請負」として整理されますが、ラフ案制作・ディレクションのみの場合は「準委任」になる場合もあります。

イラスト制作業務委託契約書の必須記載項目

業務委託契約書 イラストに含むべき必須記載項目を整理します。

基本必須項目

No. 項目 内容
1 契約当事者 委託者・受託者の氏名・住所
2 業務内容 イラストの内容、用途、サイズ等
3 仕様 形式(色・モノクロ等)、画風、サイズ
4 納期 納品予定日、マイルストーン
5 納品形式 JPG/PNG/PSD/AI等のファイル形式
6 報酬・支払条件 金額・支払期日・支払方法
7 検収・検収期間 検収方法・期間
8 修正の取扱い 修正回数の上限・追加料金
9 著作権の取扱い 譲渡 or ライセンスの選択
10 二次利用の範囲 用途・媒体・期間
11 著作者人格権 氏名表示・同一性保持の取扱い
12 守秘義務 制作過程・未公開情報の保護
13 契約不適合責任 不適合発見時の対応
14 解除条項 中途解除の手続き
15 反社条項 反社会的勢力の排除
16 合意管轄 紛争時の裁判所

イラスト制作特有の追加項目

No. 項目 内容
17 制作工程の段階 ラフ・線画・着彩等の段階確認
18 AI画像生成の取扱い AI使用の有無、AI学習素材としての利用可否
19 クレジット表記 イラストレーター名の表記方法
20 著作権使用料・印税 商品化時の印税(該当する場合)
21 制作中止時の取扱い 中止時の対価・成果物の取扱い

クリエイター視点で守るイラスト制作契約書テンプレを今すぐダウンロード 会員登録不要・メアド不要で、Word形式のテンプレを無料配布中。最新法令対応版で、個人イラストレーター・制作会社の双方が使える汎用設計です。

👉 イラスト制作業務委託契約書テンプレ(Word)を無料ダウンロード

著作権の取扱い:譲渡 vs ライセンス(利用許諾)

業務委託契約書 イラストで最も重要な論点が、著作権の取扱いです。

譲渡(著作権を完全に移転)

特徴

  • 著作権がイラストレーターからクライアントへ完全に移転
  • イラストレーターは自分の作品でも自由に使えなくなる
  • 報酬は通常、ライセンスより高め

書き方の例

本イラストに関する著作権(著作権法第27条及び第28条に定める権利を含む。)は、
報酬の完済をもって、乙から甲に譲渡される。

重要:著作権法第27条(翻案権)・第28条(二次的著作物の利用権)は明示譲渡しないと移転しない仕組み。これを書き忘れるとクライアントが翻案・派生作品の利用ができなくなります。

ライセンス(利用許諾)

特徴

  • 著作権はイラストレーターに留保
  • クライアントは契約で定めた範囲内でのみ利用可能
  • 報酬は通常、譲渡より低め
  • イラストレーターは他の用途でも自分の作品を使える

書き方の例

乙は甲に対し、本イラストを以下の範囲で利用することを許諾する。
- 利用目的:[甲のウェブサイトでの広告利用]
- 利用媒体:[ウェブ、SNS]
- 利用期間:[本契約締結日から1年間]
- 利用地域:[日本国内]
- 独占性:[非独占]
著作権は乙に留保される。

譲渡とライセンスの選択基準

観点 譲渡向き ライセンス向き
クライアントの要望 自由に使いたい・改変したい 特定の用途のみ
報酬 高めの提示が可能 低めだが安定収入
クリエイターのスタイル 一括売り切り型 継続的な収益化型
二次利用の可能性 クライアントが商品化等を予定 用途が限定的
再販可能性 不可(著作権がクライアントに) 可(ライセンスのみ)

多くのケースでライセンス型が推奨されます。譲渡しても本来クライアントが必要としている範囲を超えていることが多く、イラストレーターの権利を不必要に手放すことになるためです。

二次利用範囲の設計

著作権を譲渡しない場合(ライセンス型)、二次利用範囲を明確に定めることが重要です。

二次利用範囲を明示する5要素

二次利用範囲は、以下の5要素を組み合わせて定義します。

要素 内容例
利用目的 広告・宣伝・社内資料・商品化等
利用媒体 ウェブ、印刷物、テレビ、SNS等
利用期間 1年間、3年間、無期限等
利用地域 日本国内、全世界等
独占性 独占/非独占

二次利用の追加料金の設計

契約締結時の利用範囲を超えて二次利用したい場合の追加料金を、予め定めておくのが実務的です。

本契約締結時の利用範囲を超えて本イラストを利用する場合、
甲は乙に対し事前に通知し、別途追加料金を協議の上、合意するものとする。

(参考)追加料金の目安:
- 別媒体への展開:基本料金の50%
- 利用期間の延長(1年単位):基本料金の30%
- グッズ化等の商品展開:商品売上の○%(印税)
- 他社への譲渡:基本料金の100%

これにより、後から「ちょっとSNSにも載せていい?」「グッズにしてもいい?」といった追加要求への対応がスムーズになり、追加収入の機会も確保できます。

修正回数の上限設定

イラスト制作 契約書で頻発するトラブルが、「無制限の修正要求」です。修正回数の上限を契約書で明確化することで、クリエイターの稼働時間と精神的負担を守れます。

修正回数の標準設計

本イラストの修正は、以下の範囲で対応する。
- ラフ案:[2]回までの修正
- 線画段階:[2]回までの修正
- 着彩段階:[1]回までの修正
- 完成後:軽微な修正のみ[1]回まで対応
上記の修正回数を超える追加修正については、
別途修正料金として[1回あたり○○円]を発生させる。

「軽微な修正」と「大幅な修正」の区別

修正回数の上限とは別に、「コンセプト変更を伴う大幅な修正」は当初の修正回数の対象外とすることが望ましいです。

甲が以下の事由により大幅な修正を求める場合、
当該修正は本契約の対象外とし、別途追加料金を協議する。
(1) 当初発注時の仕様から逸脱した変更
(2) ラフ確認後のコンセプト変更
(3) その他、当初想定を超える追加作業を要する変更

著作者人格権の取扱い

著作者人格権は、著作権とは別の権利で、譲渡できない権利です(著作権法第59条)。

著作者人格権の3つの権利

権利 内容
公表権(著作権法第18条) 未公表の著作物を公表するかどうか決める権利
氏名表示権(同第19条) 著作物に著作者名を表示するかどうか決める権利
同一性保持権(同第20条) 著作物を勝手に改変されない権利

「著作者人格権不行使特約」

実務では、契約書に「著作者人格権を行使しない」旨の特約を入れることが一般的です。これがないと、クライアントは納品されたイラストを「氏名表示なしで」使ったり「クロップ・色変更」したりできない場合があります。

書き方の例

乙は、甲及び甲が指定する第三者に対し、本イラストに関する著作者人格権
(氏名表示権、同一性保持権を含む。)を行使しない。

イラストレーター側からの注意

「著作者人格権不行使特約」を入れると、クライアントが氏名表示なしで利用したり、改変したりできるようになります。イラストレーターの作品保護の観点では慎重に検討する必要があります。

実務的な妥協案として:

乙は、甲及び甲が指定する第三者に対し、本イラストに関する著作者人格権を行使しない。
ただし、甲が、乙の意に著しく反する改変(著しい品質低下、
公序良俗に反する内容への加工等)を行った場合、乙は同一性保持権を行使できる。

AI画像生成との関係

近年、生成AIによる画像生成が普及し、イラスト制作契約書にもAI関連条項を入れる必要が増えています。

AI使用に関する規定の例

乙は、本イラストの制作にあたり、生成AIを使用する場合、事前に甲に開示する。
生成AIによる出力物については、第三者の著作権侵害のリスクが排除されているか
乙が確認した上で利用する。

AI学習素材としての利用制限

甲は、本イラストを生成AIの学習素材として利用してはならない。
本イラストを第三者に提供する場合も、当該第三者にAI学習素材としての
利用禁止を遵守させるものとする。

これにより、納品したイラストがAI学習に勝手に使われるリスクを防げます。

制作工程の段階確認

イラスト制作 契約書では、段階的な確認プロセスを設計することが重要です。完成後に「イメージと違う」と言われて全面やり直しを求められるトラブルを予防できます。

標準的な段階確認の流れ

段階 内容 確認事項
① ヒアリング 用途・コンセプト確認 目的・利用範囲・期日
② ラフ案 構図・大まかな配置 構図の方向性
③ 線画 細部の線画 線画の確定
④ 着彩 色彩・質感 色味の確定
⑤ 完成・納品 最終納品 全体の最終確認

各段階でクライアントの書面又は電磁的方法での確認を取得し、次の段階に進む形にします。前の段階の確認後の大幅変更には追加料金を発生させます。

イラスト制作契約と関連法令

業務委託契約書 イラストを運用する際に関係する主要な法令を整理します。

民法(2020年改正対応)

  • 第632条(請負)
  • 第559条以下(契約不適合責任)
  • 第641条(注文者の任意解除権)

著作権法

  • 第17条(著作者の権利)
  • 第18条〜第20条(著作者人格権)
  • 第27条・第28条(翻案権・二次的著作物の利用権)
  • 第59条(著作者人格権の一身専属性)

フリーランス新法(2024年11月施行)

イラストレーターが個人事業主(特定受託事業者)としてイラスト制作を受託する場合、フリーランス新法の対象となります。

  • 取引条件明示(契約締結時の主要条件の書面又は電磁的方法による明示)
  • 60日以内の支払期日設定
  • 7つの禁止行為遵守
  • 6か月以上の継続契約での30日前予告

下請法

委託者がイラストレーターの3倍以上の資本金を持つ場合(具体的には資本金規模で判定)、下請法の対象になります。

不正競争防止法

契約解除後の依拠した制作・営業秘密の取扱い等に関連します。

イラスト制作契約を電子契約で締結するメリット

イラスト制作は遠隔・オンラインで完結する業務が多いため、電子契約の効果が大きい契約類型です。

メリット1:遠隔地クライアントとも即時締結

紙の契約書を郵送往復していると数日〜数週間かかります。電子契約なら数時間で完結します。

メリット2:着手スピードの向上

契約締結→着手のリードタイム短縮により、納期に余裕が生まれます。

メリット3:変更覚書の発行効率化

仕様変更・追加発注の覚書も電子契約で迅速に発行できます。

メリット4:著作権関連条項の証跡保管

著作権の取扱いは後の紛争で重要な証拠となります。電子契約サービスで改ざん防止された証跡を残せます。

メリット5:複数案件の一元管理

多数の案件を抱えるイラストレーターにとって、契約書の一元管理は業務効率化に直結します。


テンプレダウンロード後はそのまま電子契約で締結も可能 イラスト制作業務委託契約書テンプレ(Word)をダウンロードしてカスタマイズしたら、そのままムスビサインで電子契約も可能。月3件まで無料・月額3,000円〜で、遠隔地クライアントとも即時締結できます。

👉 イラスト制作業務委託契約書テンプレ(Word)を無料ダウンロード

イラスト制作業務委託契約書テンプレに関するFAQ

Q1. 著作権を「全部譲渡」するのと「ライセンス」するの、どっちがいい?

ケースバイケースですが、クライアントが本当に必要な範囲を超えた譲渡は避けるのが基本です。多くの広告・印刷案件では、ライセンス(利用許諾)で十分に対応可能です。譲渡を要求された場合、その分の報酬上乗せを交渉するのが妥当です。

Q2. 修正は何回まで対応すべき?

業界の標準は「ラフ2回・線画2回・着彩1回・完成後1回」程度です。完成後の大幅な修正(コンセプト変更等)は、別途追加料金を設定するのが推奨されます。「無制限対応」と書くことは絶対に避けてください。

Q3. 「著作者人格権不行使特約」は必ず入れるべき?

クライアント側からは必ず要求される条項ですが、イラストレーター側としては慎重に対応すべきです。クライアントが氏名表示なしで使ったり、勝手に改変できるようになるためです。「著しく不当な改変は除く」等の例外を入れる妥協案を交渉してください。

Q4. AI画像生成との関係はどう書く?

最近重要視される論点です。(1)イラストレーター側がAI生成画像を納品物に含めるかの開示、(2)クライアント側が納品されたイラストをAI学習素材として使わない、の2点を契約に入れることを推奨します。

Q5. クライアントが納品後に勝手にグッズ化したらどうする?

契約書で二次利用範囲(用途・媒体・期間等)を明示していれば、グッズ化が範囲外の場合は契約違反として追加料金請求が可能です。「使い方は自由」と契約していると、何も請求できなくなります。

Q6. フリーランス新法の対象になる?

イラストレーターが個人事業主で、企業・コーポレートからイラスト制作を受託する場合、対象になります。取引条件明示・60日以内支払期日・7つの禁止行為遵守等のルールが適用されます。本テンプレートはフリーランス新法対応済みです。

Q7. イラスト制作契約書を電子契約で締結する場合、クライアントの同意は必要?

電子契約はそもそも双方が同意して締結するもののため、クライアントが同意しなければ成立しません。立会人型の電子契約サービスを使えば、クライアントは登録不要・無料でメールリンクから署名できるため、ほとんどの場合スムーズに導入できます。

独自視点:イラスト契約書は「クリエイターを守る武器」

最後に、競合記事ではあまり強調されない独自の視点をお伝えします。

業務委託契約書 イラストは、単に「クライアントから求められたから作る書類」ではなく、「クリエイター自身を守るための武器」として位置づけるべきです。

クリエイターが陥りやすい3つの罠

罠1:「お任せで」と言われて全権譲渡

クライアントから「契約のことは詳しくないので、お任せで」と言われ、結局著作権を全譲渡+著作者人格権不行使+二次利用無制限という極端に不利な契約に進んでしまうケース。クリエイター側から先回りして「こちらの標準契約はこうです」と提示することが重要です。

罠2:「修正は何回でも対応します」アピール

新人イラストレーターが営業で「修正は何度でも対応します!」と謳ってしまい、結果として時給換算で最低賃金以下の労働になるケース。修正回数の上限を契約で明示することは、プロフェッショナルとしての健全な姿勢です。

罠3:「いつか相手にやられる」と思って我慢

「契約書を細かく主張すると、次の仕事をもらえなくなるかも」という不安から、不利な条件を飲んでしまうケース。契約書をしっかり持っていることは、むしろクライアントから信頼される要因になります。「契約書がない/曖昧な」クリエイターはむしろリスクと見なされる傾向があります。

「契約書がない/曖昧」がもたらすリスク

実務での失敗事例パターン:

事例 内容
二次利用無断展開 納品したイラストが知らないところでグッズ化されていた
別媒体への流用 ウェブ用に制作したのにポスター・看板に使われていた
第三者への提供 クライアントの関連会社・取引先に勝手にイラストが共有されていた
AI学習素材化 納品イラストがAI画像生成の学習データに使われていた
改変・トリミング 氏名表示なしで色変更・トリミングされて使用されていた

これらすべてが、事前に契約書で明確化していれば予防可能な問題です。

「健全な契約書文化」を業界に広げる役割

イラスト業界では、長らく「契約書なし」「口約束」が当たり前でした。しかし、フリーランス新法施行(2024年11月)を機に、業界全体で「契約書を結ぶ」文化が広がることが期待されています。

クリエイター一人一人が「自分の契約書を持つ」ことで、業界全体の取引慣行が健全化していきます。本記事のテンプレートは、その第一歩として活用できます。

まとめ:イラスト制作契約書は「4論点+クリエイター視点」で完成

最後に要点を整理します。

  • 業務委託契約書 イラストは請負契約として設計
  • 4論点(著作権の取扱い・二次利用範囲・修正回数・著作者人格権)を慎重に設計
  • 著作権法第27条・第28条の明示譲渡(譲渡する場合)
  • 著作者人格権不行使は慎重に(例外条項を入れる妥協案も検討)
  • AI画像生成との関係(AI使用開示・AI学習素材化禁止)
  • フリーランス新法(2024年11月)・下請法対応
  • 電子契約で遠隔地クライアントとも即時締結・契約一元管理

イラスト制作 契約書は、クリエイターの権利と収入を守る重要な武器です。テンプレを使って効率化しつつ、自身のスタイルや受託案件特性に応じてカスタマイズしましょう。

「クライアントとの契約書を整備したい」「著作権の書き方に不安がある」という方は、ぜひこの記事の無料テンプレートを活用してください。

まずはイラスト制作業務委託契約書テンプレ(Word)を無料ダウンロード

最新法令対応版を、会員登録不要・即ダウンロードでお使いいただけます。

会員登録不要・メールアドレス入力不要 — クリックすれば即ダウンロード

Word形式 — そのまま編集して自分の制作スタイルにカスタマイズ可能

最新法令対応 — 2020年改正民法・著作権法・フリーランス新法対応

クリエイター視点で守る設計 — 著作権・二次利用・修正回数・著作者人格権を網羅

AI画像生成への対応条項 — AI学習素材化禁止等の最新論点を反映

ダウンロードしたあとは、そのまま電子契約での締結も可能です。

ムスビサインで電子契約も可能 — 月3件まで無料、月額3,000円〜

遠隔地クライアントとも即時締結 — メールリンクから署名するだけ

電子署名法・電帳法対応 — 法的効力・保管要件もクリア

複数案件を一元管理 — 期間・更新・覚書発行もスムーズ

👉 イラスト制作業務委託契約書テンプレ(Word)を無料ダウンロード

クリエイター活動の安定基盤づくり、テンプレートのダウンロードから始めてみてください。

まずは月3件、無料で電子契約を試してみませんか?

ムスビサインは、イラスト制作業務委託契約書や仕様変更の覚書を電子化して、遠隔地のクライアントとも数時間で締結できるサービスです。

月3件まで完全無料 — 案件ごとの契約締結を、コストをかけずに始められます

電子署名+タイムスタンプ標準装備 — 法的効力を確保し、締結日時も証拠化

著作権・二次利用条項の証跡を改ざん防止で保管 — 後の紛争で決め手になる合意内容を安全に残せます

通信・保管の暗号化とアクセスログ — 未公開のラフや制作データもやり取りするクリエイターに配慮した設計

「遠方のクライアントと契約が郵送で止まる」「複数案件の契約書がバラバラで管理しきれない」とお悩みのイラストレーターこそ、ムスビサインの無料プランがフィットします。

👉 月3件無料で電子契約を試す(登録は最短1分)

ご不明な点があれば、サポートチームが導入をお手伝いします。まずは1件からお試しください。


※本記事および提供テンプレートは2026年5月時点の民法、著作権法、フリーランス新法、下請法、不正競争防止法その他関連法令に基づき、作成しています。個別のイラスト制作契約の運用については、弁護士などの専門家にご相談ください。最新の法令解釈は、文化庁・公正取引委員会等の情報を参照してください。

この業務委託契約書、印刷も郵送もハンコも不要で送れます。

毎月3件まで無料で契約書を送れます。
法的に有効な電子署名を、シンプルに。

今すぐ無料で始める