ムスビサイン
契約書テンプレート

贈与契約書テンプレート・雛形|現金・不動産・株式贈与と贈与税

贈与契約書テンプレートを無料ダウンロード(会員登録不要・メアド不要)。現金・不動産・株式贈与の類型別ひな形、暦年贈与の110万円基礎控除、名義預金リスク、相続時精算課税制度、不動産贈与の登録免許税まで実務目線で解説します。

公開日: (更新:

無料ダウンロード

贈与契約書テンプレート

ファイル形式
Word
料金
無料
更新日
2026-07-30
会員登録
不要
登録不要メール入力不要即ダウンロード
無料でダウンロード(.docx)

ダウンロードした時点で「契約書ひな形ダウンロード利用規約」に同意したものとみなします。

この贈与契約書、印刷・郵送・押印なしでそのまま送れます。

ムスビサインを無料で始める

贈与契約書テンプレ|現金・不動産・株式贈与別のひな形と贈与税の注意点

「親から子へ年110万円ずつ贈与する『暦年贈与』を続けたい。契約書のひな形が手元にない…」 「不動産(自宅)を子に贈与することになった。契約書はどう作る?」 「『贈与契約書を作らないと、税務署に贈与を否認されるリスクがある』と聞いた。本当?」 「相続時精算課税制度と暦年課税はどう使い分ける?」

贈与契約書は、贈与者(あげる側)と受贈者(もらう側)が贈与の合意を文書化した書類です。民法第549条に基づき、書面なしでも贈与は成立しますが、書面なしの贈与は履行前なら撤回可能(民法第550条)であり、また税務調査時に贈与の事実を証明できないリスクがあります。実務的には、贈与契約書の作成は必須と考えるべきです。

重要なお願い:贈与は税務(贈与税・相続税・所得税等)に直接影響する重要な行為です。本記事は法的観点を中心に解説していますが、個別の税務判断については必ず税理士にご相談ください。本テンプレートは参考のたたき台としてご活用ください。

結論からお伝えします。贈与契約書は、(1)贈与の合意・(2)贈与財産の特定・(3)贈与時期・(4)双方の署名押印の4要素を、贈与財産の類型(現金・不動産・株式等)に応じて適切に設計し、贈与税の検討を税理士と並行して行うことが鉄則です。この記事では、贈与契約書 テンプレートを無料(会員登録不要・メアド不要)でダウンロードできるよう用意しています。

この記事の結論

  • 贈与契約書で押さえるべきは贈与の合意・贈与財産の特定・贈与時期・双方の署名押印の4要素を、財産の類型(現金/不動産/株式)に応じて設計し、贈与税を税理士と確認することです。本記事のWordテンプレは会員登録不要・メアド不要でダウンロードできます。
  • 書面なしの贈与は履行前なら撤回可能(民法第550条)で、税務調査時に贈与の事実を証明できないため、贈与契約書の作成は実務上必須です。
  • 暦年課税は受贈者1人につき年110万円の基礎控除。ただし名義預金・連年(定期)贈与と認定されるリスクがあり、毎年別個の契約書作成・受贈者口座への振込・受贈者本人による口座管理が重要です。
  • 不動産贈与は贈与税に加え登録免許税・不動産取得税も発生し別途登記が必要。株式(特に非上場)は評価額算定や事業承継税制の検討も要ります。
  • 贈与税・相続税の判定は個別性が高く必ず税理士に相談を。贈与契約書は相続対策の重要な証拠書類になります。

重要:贈与税の判定・申告については必ず税理士にご相談ください。本テンプレートは法的観点での参考のたたき台です。

目次

  1. 贈与契約書は「4要素+類型別設計+税務確認」が鉄則
  2. 贈与契約とは:民法第549条以下のルール
  3. 贈与税の基本ルール
  4. 贈与契約書の必須記載項目
  5. 現金贈与契約書の書き方
  6. 不動産贈与契約書の書き方
  7. 株式贈与契約書の書き方
  8. 贈与契約と関連法令
  9. 贈与契約書を電子契約で締結するメリット
  10. 贈与契約書テンプレに関するFAQ
  11. 独自視点:贈与契約書は「相続対策の証拠書類」
  12. まとめ:贈与契約書は「4要素+類型別設計+税務確認」で完成

贈与契約書は「4要素+類型別設計+税務確認」が鉄則

最初に重要な結論をお伝えします。

贈与契約書 テンプレートを整備するときに押さえるべきポイントは、以下の3つです。

ポイント 内容
ポイント1:4要素の明示 贈与の合意・贈与財産の特定・贈与時期・双方の署名押印
ポイント2:類型別の設計 現金/不動産/株式等、贈与財産の類型に応じた追加事項
ポイント3:税務確認 贈与税・登録免許税等の税務影響を税理士と確認

これら3点を満たさないと、(1)後に贈与の事実を証明できない、(2)税務署に贈与を否認される、(3)登記や名義変更で支障が生じる、といったリスクがあります。

贈与契約とは:民法第549条以下のルール

贈与契約は、民法第549条以下で規律される契約類型です。

贈与契約の定義(民法第549条)

贈与は、当事者の一方がある財産を無償で相手方に与える意思を表示し、相手方が受諾をすることによって、その効力を生ずる

つまり、贈与契約は:

  • 無償で財産を与える
  • 当事者双方の意思表示で成立(諾成契約)
  • 書面なしでも成立する

書面なしの贈与の撤回可能性(民法第550条)

書面によらない贈与は、各当事者が解除をすることができる。ただし、履行の終わった部分については、この限りでない。

つまり、書面なしの贈与は履行前なら撤回可能ですが、書面による贈与は原則撤回不可です。後の安定性のためにも、贈与契約書の作成は必須と言えます。

贈与契約の主な類型

類型 内容 主な実務
単純贈与 通常の無償譲渡 親子間の現金贈与・不動産贈与・株式贈与等
負担付贈与 受贈者に何らかの負担を伴う 「老後の世話をする代わりに自宅を贈与」等
定期贈与 定期的に行う贈与 「毎年110万円を10年間贈与」等(税務上は注意)
死因贈与 贈与者の死亡を条件とする 遺言類似(遺贈との区別)

実務では単純贈与が最も多く、本テンプレートも単純贈与をベースとした設計です。

贈与税の基本ルール

贈与契約書 ひな形を運用する上で、贈与税の知識は不可欠です。

暦年課税(原則的な課税方式)

項目 内容
基礎控除 受贈者1人につき年110万円
課税対象 110万円を超えた部分
申告 110万円超の場合、翌年2月1日〜3月15日
税率 10%〜55%の累進(超過累進)

注意:基礎控除は「受贈者1人につき」年110万円です。例えば、子1人が父・母から各110万円(計220万円)もらう場合、110万円が課税対象となります。

相続時精算課税制度(選択制)

項目 内容
対象 60歳以上の親(贈与者)から18歳以上の子・孫(受贈者)
特別控除 累計2,500万円(超過部分は20%課税)
申告 暦年課税との選択制(一度選択すると後戻り不可)
相続時の取扱い 贈与財産を相続財産に加算して相続税を計算

主な非課税特例

  • 教育資金一括贈与の非課税特例:子・孫の教育資金として1,500万円まで非課税(期限あり)
  • 結婚・子育て資金一括贈与の非課税特例:1,000万円まで非課税(期限あり)
  • 住宅取得等資金の贈与税の非課税:住宅取得資金として一定金額まで非課税(期限あり)
  • 配偶者控除:婚姻20年以上の夫婦間の居住用不動産の贈与で2,000万円まで非課税

これらの特例は適用要件が厳格で、期限もあるため、必ず税理士に確認してください。


現金・不動産・株式の3類型に対応した贈与契約書テンプレを今すぐダウンロード 会員登録不要・メアド不要で、Word形式のテンプレを無料配布中。暦年贈与・相続時精算課税制度両方に対応した汎用設計です。

👉 贈与契約書テンプレ(Word)を無料ダウンロード

重要:贈与税の申告・特例の適用については必ず税理士にご相談ください。

贈与契約書の必須記載項目

贈与 ひな形に含めるべき項目を整理します。

基本必須項目

No. 項目 内容
1 当事者の特定 贈与者・受贈者の氏名・住所・生年月日
2 贈与の合意 「贈与する/受贈する」旨の明示
3 贈与財産の特定 現金・不動産・株式等の詳細
4 贈与の時期 引渡し・名義変更の時期
5 引渡しの方法 振込・名義変更・現物引渡等
6 費用負担 登録免許税・名義変更費用等
7 締結日・署名押印 双方の自署+押印

類型別の追加項目

現金贈与の追加項目

  • 振込先口座の指定
  • 振込日の明示

不動産贈与の追加項目

  • 不動産の表示(所在・地番・家屋番号)
  • 登記の手続き(時期・費用負担)
  • 抵当権等の負担の有無

株式贈与の追加項目

  • 株式の銘柄・株数
  • 名義書換手続き
  • 譲渡制限株式の場合の取締役会等の承認

現金贈与契約書の書き方

最も基本的な現金贈与の書き方を整理します。

必須事項

第1条(贈与の合意)
甲は、乙に対し、金[1,000,000]円を贈与し、
乙はこれを受諾した。

第2条(履行)
甲は、本契約締結後[7]日以内に、
乙の指定する銀行口座(○○銀行○○支店 普通預金 口座番号○○○○○○○)に
本贈与金額の全額を振り込む方法により履行する。
振込手数料は甲の負担とする。

第3条(贈与税の負担)
本贈与に関する贈与税の申告・納付義務は、
受贈者である乙が負う。

「110万円基礎控除」の運用

暦年贈与で110万円基礎控除を活用する場合の注意点:

  1. 毎年別個の契約書を作成(連年贈与と認定されないように)
  2. 金額・時期を毎年変える(同じ金額・同じ時期は不利)
  3. 必ず受贈者の口座に振り込む(贈与者管理の口座は名義預金リスク)
  4. 受贈者本人が口座を管理(通帳・印鑑を受贈者が保有)
  5. 超過分(110万円超)は申告

これらを守らないと、「連年贈与」として一括贈与とみなされ追徴課税のリスクがあります。

不動産贈与契約書の書き方

不動産贈与は、贈与税に加えて登録免許税・不動産取得税も発生する複雑な類型です。

必須事項

第1条(贈与の合意)
甲は、乙に対し、別紙物件目録記載の不動産(以下「本件不動産」という。)
を贈与し、乙はこれを受諾した。

第2条(登記手続き)
甲及び乙は、本契約締結後速やかに、本件不動産の所有権移転登記手続きを
行うものとする。登記の費用(登録免許税・司法書士報酬)は乙の負担とする。

第3条(税負担)
本贈与に関する贈与税・不動産取得税の納付義務は、受贈者である乙が負う。

不動産贈与の税金

税金 内容 税率(目安)
贈与税 贈与財産の評価額に対する課税 10%〜55%(累進)
登録免許税 所有権移転登記の際の課税 固定資産税評価額×2.0%
不動産取得税 不動産取得時の地方税 固定資産税評価額×3〜4%
印紙税 不動産贈与契約書への印紙 200円(贈与契約書は不課税)※

※不動産贈与契約書は印紙税法上の課税文書(第1号文書「不動産譲渡」)に該当するか議論があります。実務的には200円の印紙を貼付する場合と不課税扱いとする場合があり、確実な判定は税理士・税務署にご確認ください。

配偶者控除(婚姻20年以上)

婚姻20年以上の夫婦間で居住用不動産を贈与する場合、2,000万円までの配偶者控除(基礎控除110万円とは別枠)が利用可能です。要件が厳格なので、税理士へのご相談をおすすめします。

株式贈与契約書の書き方

株式贈与は、上場株式・非上場株式で取扱いが異なります。

上場株式の場合

第1条(贈与の合意)
甲は、乙に対し、以下の上場株式を贈与し、乙はこれを受諾した。
- 銘柄:[株式銘柄名]
- 数量:[○○]株
- 証券会社:[甲が保有している証券会社名]
- 評価額(本契約締結日終値):金[○○○,○○○]円

第2条(名義書換)
甲及び乙は、本契約締結後速やかに、証券会社に対し
本件株式の名義書換手続きを行う。
手数料等の費用は[甲/乙]の負担とする。

非上場株式の場合

非上場株式の贈与は、評価額の算定が複雑で、取締役会の承認が必要な場合があります。

第1条(贈与の合意)
甲は、乙に対し、以下の非上場株式を贈与し、乙はこれを受諾した。
- 発行会社:[会社名]
- 株式数:[○○]株
- 評価額:[評価方法・金額]
- 譲渡制限の有無:[あり/なし]

第2条(取締役会の承認)
本件株式が譲渡制限株式である場合、
発行会社の取締役会(又は株主総会)の譲渡承認を取得することを条件とする。

第3条(株主名簿の書換)
甲乙協力の上、発行会社に対し本件株式の株主名簿書換手続きを行う。

事業承継税制

中小企業オーナーの後継者への株式贈与では、事業承継税制(贈与税の納税猶予)の活用が可能です。要件が厳格なので、税理士・中小企業診断士へのご相談をおすすめします。

贈与契約と関連法令

贈与契約書を運用する際に関係する主要な法令を整理します。

民法

  • 第549条以下(贈与契約)
  • 第550条(書面によらない贈与の撤回)
  • 第551条以下(贈与者の担保責任)
  • 第553条(負担付贈与)

相続税法

  • 第21条以下(贈与税)
  • 第21条の5以下(暦年課税の基礎控除110万円)
  • 第21条の9以下(相続時精算課税制度)

租税特別措置法

  • 教育資金一括贈与の非課税特例
  • 結婚・子育て資金一括贈与の非課税特例
  • 住宅取得等資金の非課税特例
  • 配偶者控除(居住用不動産の贈与)

登録免許税法

  • 第9条(贈与による所有権移転登記の税率)

地方税法

  • 不動産取得税の規定

印紙税法

  • 不動産贈与契約書の印紙税の取扱い

会社法

  • 第136条以下(譲渡制限株式の譲渡)
  • 第139条(株式の譲渡承認決議)

贈与契約書を電子契約で締結するメリット

贈与契約書は、遠隔地の親子・親族間で締結することも多く、電子契約の効果がある契約類型です。

メリット1:遠隔地の親族とも即時締結

地方在住・海外在住の親子・親族とも、電子契約で数時間で締結完了。

メリット2:書面要件のクリア

民法第550条の書面要件は、電磁的記録による契約でも満たすと解されています(電子署名法第3条要件の電子署名を行う場合)。

メリット3:証跡の改ざん防止

電子署名により改ざん防止された証跡が残るため、後の税務調査時の証拠力が高まります。

メリット4:契約管理の一元化

複数年にわたる暦年贈与契約を、電子契約サービスで一元管理することで、毎年の契約締結・記録管理が容易になります。

メリット5:迅速な対応

緊急性のある贈与(相続税対策・闘病中の贈与等)も迅速に対応可能。

注意:不動産贈与の登記は別途必要

ただし、不動産贈与の場合の所有権移転登記は、別途法務局での登記手続きが必要です。電子契約だけで完結することはできません。


テンプレダウンロード後はそのまま電子契約で締結も可能 贈与契約書テンプレ(Word)をダウンロードしてカスタマイズしたら、そのままムスビサインで電子契約も可能。月3件まで無料・月額3,000円〜で、遠隔地の親族との贈与契約・暦年贈与の継続管理を効率化できます。

👉 贈与契約書テンプレ(Word)を無料ダウンロード

重要:贈与税の申告・登記手続きは別途必要です。税理士・司法書士にご相談ください。

贈与契約書テンプレに関するFAQ

Q1. 贈与契約書を作らずに口頭で贈与してもいい?

法的には書面なしでも贈与は成立しますが、(1)書面なしの贈与は履行前なら撤回可能(民法第550条)、(2)税務調査時に贈与の事実を証明できない、(3)後の相続時に「贈与か遺産か」で争いが生じる、等のリスクがあります。実務的には贈与契約書の作成は必須と考えるべきです。

Q2. 暦年贈与で「年110万円以下なら申告不要」は本当?

受贈者1人につき年110万円以下なら基礎控除内のため申告は不要です。ただし、(1)「連年贈与」と認定されると一括贈与扱いとなりうる、(2)「名義預金」と認定されると贈与とは扱われない、等のリスクがあるため、毎年の贈与契約書作成・受贈者口座への振込・受贈者本人による口座管理が重要です。

Q3. 「名義預金」とは?どうすれば防げる?

「名義預金」とは、名義は受贈者だが、実態は贈与者が管理している預金のことです。子・孫名義の口座を親・祖父母が管理している場合、贈与とは認められず、相続税の対象となる可能性があります。これを防ぐには、(1)贈与契約書を作成、(2)受贈者の本人口座に振込、(3)通帳・印鑑を受贈者本人が管理、(4)受贈者が実際に使える状態にする、等が必要です。

Q4. 不動産贈与と相続、どちらが税金面で有利?

ケースバイケースです。一般論として:(1)生前贈与は贈与税が発生するが、相続財産から外せる、(2)相続は相続税が発生するが、基礎控除(3,000万円+600万円×法定相続人数)が大きい、等の特徴があります。配偶者控除・小規模宅地等の特例等の活用方法も含めて、税理士に相談して総合的に判断することを強く推奨します。

Q5. 相続時精算課税制度はいつ選択すべき?

(1)贈与財産が値上がりする見込みがある場合、(2)2,500万円を超える大型贈与をしたい場合、(3)将来の相続税対策を一括で行いたい場合等に検討します。ただし、一度選択すると後戻り不可で、相続時に贈与財産を相続財産に加算するため、慎重な検討が必要です。税理士相談を強く推奨します。

Q6. 株式贈与で「事業承継税制」を使うべき?

中小企業オーナーの後継者への贈与で、要件を満たせば贈与税の納税猶予を受けられる強力な制度です。ただし、要件が厳格で、5年間の事業継続・株式保有等の継続要件もあるため、税理士・中小企業診断士の関与が必須です。

Q7. 贈与契約書を電子契約で締結する場合、相手の同意は必要?

電子契約はそもそも双方が同意して締結するもののため、相手が同意しなければ成立しません。立会人型の電子契約サービスを使えば、相手は登録不要・無料でメールリンクから署名できるため、ほとんどの場合スムーズに導入できます。ただし、高齢者との贈与契約では、電子契約に不慣れな場合もあるため、紙の契約書と併用するか、家族のサポートを得ることが推奨されます。

独自視点:贈与契約書は「相続対策の証拠書類」

最後に、競合記事ではあまり強調されない独自の視点をお伝えします。

贈与 ひな形は、単に「贈与する旨を書面化する書類」ではなく、「相続対策の重要な証拠書類」として位置づけるべきです。

「贈与契約書なし」で起きる典型的なトラブル

トラブル1:税務調査で贈与が否認される

被相続人(親)が生前に多額の現金を子・孫名義の口座に入れていた場合、贈与契約書がないと「名義預金」として相続税の課税対象となるリスクがあります。「贈与した」と主張しても、契約書がないと税務署は認めません。

トラブル2:相続時の他の相続人との争い

「親から特別にお金をもらっていた」「土地をもらっていた」等は、特別受益として相続時の遺産分割で考慮される場合があります。贈与契約書がないと、(1)贈与の有無、(2)贈与の金額、(3)贈与の時期、等で他の相続人と争いになります。

トラブル3:贈与の撤回主張

書面なしの贈与は履行前なら撤回可能(民法第550条)です。「あげると言ったけどやはり取り消したい」と贈与者が主張した場合、書面なしでは受贈者は対抗できません。

「税務調査時の証拠力」を考えた契約書設計

税務調査で贈与が認められるためには、以下の要素を満たす契約書設計が望ましいです。

  1. 当事者の自署(両者の直筆署名)
  2. 日付の明示(贈与の時期の特定)
  3. 押印(実印が望ましい)
  4. 贈与財産の具体的特定(金額・物件等)
  5. 受贈者の口座への振込記録(契約書とセット)
  6. 印紙(課税文書に該当する場合)

「定期贈与」認定リスクを下げる工夫

「毎年110万円ずつ10年間贈与」というような定期的贈与は、税務署から「定期贈与」(一括贈与の分割払いに過ぎない)と認定されると、初年度に1,100万円の贈与税が課税される可能性があります。

これを防ぐには:

  1. 毎年別個の贈与契約書を作成(同じ書式の使い回しは避ける)
  2. 金額・時期を毎年変える(例:108万円・115万円・111万円等)
  3. 基礎控除超の贈与年も含める(110万円超の年は申告)
  4. 連続性のない贈与であることの記録

「親子の信頼関係」を文書化することの意味

形式的な書類に見える贈与契約書ですが、作成すること自体が:

  • 「贈与する側の真意」を明確化
  • 「贈与される側の感謝」を確認
  • 「家族間の透明性」を高める

という、人間関係を健全に保つ機能もあります。「身内のことだから書類は不要」という発想が、後の家族トラブルの種になります。

「税理士+弁護士」の関与で完成

贈与契約書は、法的観点(弁護士)+税務観点(税理士)の両面で検討すべき書類です。

  • 弁護士:契約書の法的有効性・将来の相続時の影響
  • 税理士:贈与税・相続税・所得税の総合的な節税
  • 司法書士:不動産贈与の登記手続き

複数の専門家の関与で、初めて最適な贈与計画が実現します。

まとめ:贈与契約書は「4要素+類型別設計+税務確認」で完成

最後に要点を整理します。

  • 贈与契約書 テンプレートは4要素(贈与の合意・財産特定・贈与時期・署名押印)を明示
  • 類型別(現金/不動産/株式等)に必要な追加事項を整理
  • 暦年贈与の110万円基礎控除を活用する場合、名義預金・連年贈与リスクへの対策が必須
  • 相続時精算課税制度の選択は慎重に検討
  • 不動産贈与は登録免許税・不動産取得税も発生(別途登記必要)
  • 株式贈与(特に非上場)は事業承継税制等の活用も検討
  • 電子契約で遠隔地の親族とも即時締結、暦年贈与の継続管理を効率化
  • 税理士+弁護士+司法書士の専門家関与で最適化

贈与 ひな形は、単なる書面化ではなく、相続対策の重要な証拠書類です。最新法令対応版テンプレを使い、税理士と連携して活用しましょう。

「親子間で贈与の手続きを進めたい」「暦年贈与の証拠書類を整備したい」という方は、ぜひこの記事の無料テンプレートを活用してください。

まずは贈与契約書テンプレ(Word)を無料ダウンロード

汎用テンプレを、会員登録不要・即ダウンロードでお使いいただけます。

会員登録不要・メールアドレス入力不要 — クリックすれば即ダウンロード

Word形式 — そのまま編集して贈与財産別にカスタマイズ可能

現金・不動産・株式の3類型対応

暦年贈与・相続時精算課税制度の両方に対応

税務調査時の証拠書類として活用可能

ダウンロードしたあとは、そのまま電子契約での締結も可能です。

ムスビサインで電子契約も可能 — 月3件まで無料、月額3,000円〜

遠隔地の親族とも即時締結

暦年贈与の継続管理も一元化 — 複数年の契約書を整理

電子署名法・電帳法対応 — 法的効力・保管要件もクリア

ただし、贈与税の判定・申告・特例適用については必ず税理士にご相談ください

👉 贈与契約書テンプレ(Word)を無料ダウンロード

重要な相談窓口

  • 税理士:贈与税・相続税の総合的な検討(各地の税理士会で相談先を紹介)
  • 弁護士:契約書の法的有効性・将来の相続時の影響
  • 司法書士:不動産贈与の所有権移転登記手続き
  • 国税庁・税務署:税務に関する一般的な問い合わせ
  • 法テラス(日本司法支援センター):電話0570-078374(無料法律相談)

相続対策・贈与計画の整備、テンプレートのダウンロードと専門家相談を組み合わせて進めてください。

まずは月3件、無料で電子契約を試してみませんか?

ムスビサインは、贈与契約書やその関連書類を電子化して、遠隔地の親族とも安全に締結を始められるサービスです。

月3件まで完全無料 — 暦年贈与のように毎年締結する契約も、無料から気軽に試せます

電子署名+タイムスタンプ標準装備 — 法的効力を確保し、贈与の締結日時も証拠化

暦年贈与の継続管理を一元化 — 複数年の贈与契約書をまとめて保管し、毎年の締結・記録の抜け漏れを防止

通信・保管の暗号化とアクセスログ — 相続対策の証拠書類を、改ざん防止された状態で安全に保管

「遠隔地の親と贈与契約を交わしたい」「暦年贈与の証拠書類を毎年きちんと残したい」とお考えの方こそ、ムスビサインの無料プランがフィットします。

👉 月3件無料で電子契約を試す(登録は最短1分)

ご不明な点があれば、サポートチームが導入をお手伝いします。まずは1件からお試しください。


※本記事および提供テンプレートは2026年5月時点の民法、相続税法、租税特別措置法、登録免許税法、地方税法、印紙税法、会社法その他関連法令に基づき、作成しています。贈与税・相続税等の税務判断は個別性が高く、必ず税理士にご相談ください。本テンプレートはあくまで参考のたたき台としてご活用ください。最新の税制・法令解釈は、国税庁・法務省等の情報を参照してください。

この贈与契約書、印刷も郵送もハンコも不要で送れます。

毎月3件まで無料で契約書を送れます。
法的に有効な電子署名を、シンプルに。

今すぐ無料で始める